おのころ心平です。
personal
=自分の、個人の、個性的、個人的な
personality
=パーソナリティ、個性
person
=人、個人
パーソンの語源は、
ラテン語の「persona」。
いわゆる「ペルソナ」。
「仮面」という意味を持ちます。
本来の自分ではない「仮面」と
揶揄(やゆ)されることもありますが、
僕自身は、
「仮面」はたいへん重要だと
考えています。
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なにしろ、
仮面=役割は、
社会生活が円滑に進むための
現代人の大発明、
くらいに考えているのです。
たとえば、
レストランのウェイトレスさんが、
「私は仮面はイヤ、
ありのままを生きたいから」
と言って、
まーったく注文を取りに
来てくれなかったら
困るでしょうし、
バスの運転手さんが、
「今日は目的地へは行かない、
それが自由への扉だから」
と言って好きなように
運転されたら「おいおーい」となります。
お坊さんが
お葬式中に木魚で
Let It Go
を奏でだしたら、
それもやっぱりちょっとー、となるでしょう。
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役割には、
それぞれその役割への
期待があり、
役割を演じる者は、
その期待に応えていくからこそ、
ものごとはスムーズに運ぶ
という社会の現実があります。
なので・・・
【ペルソナとのつきあい方5か条】!!
をお送りしたいと思います。
1.いやいやではなく、
自分で選んだ役割は全うする。
2.どうせやるのなら、
なるべくご機嫌に全うする。
(せこいマネはしない)
3.しかし、それがすべてではない、
私には、ほかにもペルソナがある。
・普段は医師だが、週末はミュージシャン
・整体師だが、プロ級のガーデナーである
・いま、パートでレジ打ちをしているが、
書道の腕は、二段・・・
4.そんなペルソナを行ったり来たり、
ちゃんとモードを切り替え、
5.その中心にはいつも、
心地よい状態を保っている。
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そう。
ペルソナはモードを切り替え、使い分け、
真ん中にはいつも、
自分のニュートラルがある。
そんなギアチェンジが
しっかりできている人って
かっこいい。
そういう人は、
どんなペルソナにも、
押しつぶされることはありません。
モードからモードへ
気分を引きずらない上手な
転換がはかれるマインドこそ、
素敵な生き方。
ペルソナは
脱ぐものではなく、
付け替えを楽しむもの・・・。
そんなふうに考えてみてくださいね。
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真ん中にバランスの良い
「パーソナル」を持っている
という健康学を伝えしております。
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