おはようございます。
おのころ心平です。
かれこれもう20年以上、
おつきあいさせて頂いている川嶋朗Dr.
(東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授)
60歳還暦を迎えられたときいて、
驚いてしまいました。
この還暦の記念に、
川嶋先生が大会長をつとめられた、
第21回、日本統合医療学会大会。
PBM=ペイシェント ベイスド メディスン
を打ち出されました。
医療学会でこれは、たいへん画期的なことです。
その様子が、
このたび、こちらの業界専門紙に!
どどーんと詳しい記事になっております。
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これが日本の医療現場である。まさに「お任せ医療」と「イクスキューズ医療」なのである。
患者は、
- お任せします
- どうしていいかわかりません
- 体のことは難しくてわかりません
- どうしたらいいでしょう?
- 先生ならどうします?
- この薬は一生飲み続けなければならないのでしょう?
医療者は
- 手術では取り切れません
- この治療は延命にしかすぎません
- 再発しないとは限りません
- 可能性は否定できません
- 治ることはありません
- 治療は一生継続です
これでは、誰の生活なのか?誰の健康の話なのか?
治療行為の主体者は誰なんだということになります。
ちなみに光栄にも、記事中、
僕も登場させて頂いております。
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Dr.川嶋の提唱する「患者力」、おのころ心平氏の研究する「患者学」のどちらも、
治療選択の責任と自由は患者にあるとしている。
自分の治療は自分で選び、その選択に責任を持つということが、
よりよく生きるためのヒントなのかもしれない。
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今後の医療のあり方の基礎知識に、
ぜひお読み頂きたい内容です。
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※リンク:医療経営新聞 「患者中心の医療とは?」