おはようございます。
おのころ心平です。
「元気でお過ごしですか?」
「じゃ、また元気でね」
日常会話においても、
手紙やメールのあいさつにおいても
「元気」という言葉はたくさん使われます。
でも、元気という言葉の
語源を知っている人は、
あまり多くはないでしょう。
じつは元気とは、
もともと東洋医学における
「気」の種類をさす用語なのです。
人体を構成する「気」には、
宗気そうき、
営気えいき、
衛気えき、
そして、
元気げんき
の四つがあると考えられていて、
元気はそのひとつでした。
ですから
「しくみ」があるのです。
***
しかし、四つの言葉のうち、
日本語として日常会話に根付いたのは
「元気」だけです。
それはなぜでしょう?
その理由はきっと、
元気という「気」が
生まれ持って私たちのカラダに
備わったもので、
昔の人にとっては、
元気は実感をもって
カラダで体験できた気だったからです。
ところが、現代人の私たちにとって、
その実感は難しくなってしまいました。
外で元気にふるまうことはできても、
家に帰ればその反動でどっと疲れる…。
当たり前に
「気が元に戻るから元気」
とは言うものの、
元に充電される間もなく
また翌日に臨む…。
元気とは、あなたのカラダに
もともと宿っているものなのに、
それが出ないなら、そこには、
なんらかの理由があるはずです。
現代は、
「元気=元に戻る」ためには、
あまりに時間も空間も余裕がなく、
モノも情報も堆積している社会。
ここで元気を出そうと思えば、
それ相応の技能が必要です。
だからまず、
「元気のしくみ」
を押さえましょう。
なんだか毎日に余裕がない、
体調が思わしくなく、
元気を出したくても出せないあなたに、
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