おはようございます。
おのころ心平です。
脳卒中には、大きく3つあります。
・脳出血、
・くも膜下出血、
・脳梗塞
です。
前者2つは
脳の細い血管がやぶれて脳内に出血し、
その塊が脳実質を圧迫します。
一方、脳梗塞は、
脳の血管が血栓で詰まり、
その先の脳実質に酸素が
行かなくなって脳細胞が
死んでしまいます。
同じ脳卒中でも、
梗塞は、
夏場にもっとも多く、
出血系は、
冬場に多いという違いがあります。
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冬場に気をつけたいのは脳出血・・・
血管は、動脈も静脈も、
三層構造になっています。
血液に触れる内側から、
内膜、中膜、外膜。
中膜は主に、
「平滑筋」という筋肉細胞からできています。
そう、
「血管は筋肉である」というのが、
ひとつのポイントなのです。
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血管が筋肉であるということは、
血管も緊張するということです。
膨らんだり縮んだりする運動が
全身の血液循環を
維持しているのですが、
カラダに緊張が走ると血管は縮んだまま
一瞬、フリーズしてしまいます。
恥ずかしくて顔が紅潮するって
ありますが、あれは緊張で一瞬、
血管が止まってしまい、
すぐさま血流を取り戻そうとして、
今度はその分を拡張するため起こるのです。
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脳には
「前大脳動脈、中大脳動脈、後大脳動脈」という、
3本の大きな脳血管が通っています。
このうち、
中大脳動脈から分岐するところで、
脳内出血は起こりやすいとされています。
その割合は、じつに全体の70%です。
なぜ、ここで起きやすいかというと、
その答えは意外に明快で、
中大脳動脈という太い動脈が、
いきなり細い動脈に分岐するからです。
つまり、急激な圧の変化に、
脳の動脈壁がついていけずに、
やぶれてしまう、ということなのです。
脳出血型心理傾向
・先入観、思い込み
(ものの見方が一方的でそれ以外に対応できない)
・プレッシャー
(意気込み、勝負をかけるという思い)
・切迫感
(いつも何かに駆り立てられたような気持ち)
・現実逃避
(この状況から逃げ出したい)
・現状適応力の低下
(アップダウンのある状況への疲労感)
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あまりスピードを出しすぎると、
自転車でも、車でも、
急カーブがやってきたとき、
転倒してしまいます。
脳内出血予防の最大のポイントは、
曲がり角を上手に乗りこなす
ブレーキング・テクニックと柔軟性です。
「勢いがつき過ぎたときの
ブレーキの踏み方、自重の仕方」。
ここにこそ、脳内出血予防のココロがありそうです。
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