冬場に脳卒中の多いワケ。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


脳卒中には、大きく3つあります。


・脳出血、

・くも膜下出血、

・脳梗塞


です。

前者2つは

脳の細い血管がやぶれて脳内に出血し、

その塊が脳実質を圧迫します。


一方、脳梗塞は、


脳の血管が血栓で詰まり、

その先の脳実質に酸素が

行かなくなって脳細胞が

死んでしまいます。


同じ脳卒中でも、


梗塞は、

夏場にもっとも多く、


出血系は、

冬場に多いという違いがあります。


***


冬場に気をつけたいのは脳出血・・・


血管は、動脈も静脈も、

三層構造になっています。


血液に触れる内側から、

内膜、中膜、外膜。


中膜は主に、

「平滑筋」という筋肉細胞からできています。


そう、


「血管は筋肉である」というのが、

ひとつのポイントなのです。


***


血管が筋肉であるということは、

血管も緊張するということです。


膨らんだり縮んだりする運動が

全身の血液循環を

維持しているのですが、


カラダに緊張が走ると血管は縮んだまま

一瞬、フリーズしてしまいます。


恥ずかしくて顔が紅潮するって

ありますが、あれは緊張で一瞬、

血管が止まってしまい、

すぐさま血流を取り戻そうとして、

今度はその分を拡張するため起こるのです。

***

 
脳には

「前大脳動脈、中大脳動脈、後大脳動脈」という、

3本の大きな脳血管が通っています。


このうち、

中大脳動脈から分岐するところで、

脳内出血は起こりやすいとされています。


その割合は、じつに全体の70%です。


なぜ、ここで起きやすいかというと、

その答えは意外に明快で、

中大脳動脈という太い動脈が、

いきなり細い動脈に分岐するからです。


つまり、急激な圧の変化に、

脳の動脈壁がついていけずに、

やぶれてしまう、ということなのです。


脳出血型心理傾向

 

・先入観、思い込み

(ものの見方が一方的でそれ以外に対応できない)
 

・プレッシャー

(意気込み、勝負をかけるという思い)

・切迫感

(いつも何かに駆り立てられたような気持ち)

・現実逃避

(この状況から逃げ出したい)

・現状適応力の低下

(アップダウンのある状況への疲労感)


***


あまりスピードを出しすぎると、

自転車でも、車でも、

急カーブがやってきたとき、
転倒してしまいます。

脳内出血予防の最大のポイントは、

曲がり角を上手に乗りこなす

ブレーキング・テクニックと柔軟性です。


「勢いがつき過ぎたときの

ブレーキの踏み方、自重の仕方」。

ここにこそ、脳内出血予防のココロがありそうです。

***


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