おはようございます。
おのころ心平です。
いま、「頚椎症」という症状が
急増しているそうです。
パソコン、スマホ、タブレット…
あの小さくて四角い画面に
視点を固定していると、
カラダの動きもその視野の範囲に固定され、
肩や首にひずみを起こして、
首から腕、指先まで
痛みやしびれが生じるのです。
頚椎症は今後も爆発的に増えていく
と予想されますが、
あなたがもし、首や肩、
腕の急激な痛みに
襲われたとしたら、
どんな対応策を講じるでしょう。
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『その痛み、なんとかします。』でも、
その第一歩として紹介していますが、
まず、病院に行ったとしましょう。
しかし、初めて病院に行って、外科、形成外科、
整形外科の違いがわかる人はまれでしょう。
外科は手術を担当します。
心臓手術専門を心臓外科医、
脳の専門を脳外のうげなどと言いますね。
形成外科は、生まれつきの見ための異常
(耳の変形や口の異常)や
皮下の腫瘍などを扱います。
美容形成も形成外科の守備範囲です。
3つの科のうち、頚椎症を含む、
捻挫・打撲・骨折・腰痛・関節痛を扱うのは
整形外科です。
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現在の日本の医療現場においては、
圧倒的に医師の立場と権限が強くなっていますが、
これはお医者さんが高水準の教育を
受けているからという理由以上に、
「医師法」という分厚い法律を遵守しているから
という側面があります。
医師は、医師法により
独占的立場を認められており、
医師法第四章17条に
「医師でなければ医業をなしてはならない」
という定めがあります。
日本にはいま約30万人の医師がいますが、
まず大きなタイプとして、
基礎医学の発展に従事する「研究医」、
患者さんと接する「臨床医」と
2つに大別されることを知っておきましょう。
このうち数として圧倒的に多いのは
臨床医ですが、臨床医のなかにも
自分で診療所やクリニックを
開設して働く「開業医」と、
国営、市営、大学、民間の医療法人を問わず、
大きな病院に勤めて働く「勤務医」とがいます。
***
医師はすべての病気を診ることが
可能ではありますが、
実際はそれぞれ得意分野をもっており、
痛みに関していえば、
整形外科医がその担当です。
◯◯整形外科という看板を掲げているクリニックや診療所、
あるいは総合病院に行って整形外科を担当しているのが、
痛み専門の医師というわけです。
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ただ、痛みにもさまざまな種類があり、
たとえば腹痛や胸痛なら、
まず内科医の先生に診てもらうことになるでしょうし、
頭痛の場合は、神経内科か脳神経外科という
専門があります。
ほとんどの医師は自分の専門分野の学会に
所属しています。
痛みに関する学会でいえば、
「日本整形外科学会」
「日本脳神経外科学会」
「日本麻酔科学会」
「日本神経学会」
「日本リウマチ学会」
「日本レーザー医学会」
「日本頭痛学会」
「日本臨床神経生理学会」
「日本ペインクリニック学会」
などなど。
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これらの学会では学会認定専門医制度を
導入しています。
この認定では、
登録医
認定医
専門医
指導医
の順にランクが上になっていきます。
そのほか、
「日本線維筋痛症学会」
「日本脊椎脊髄病学会」
「日本疼痛学会」
なども所属する医師を対象に
教育カリキュラムを組んでいます。
痛みを専門とする医師を探す手がかりとして、
これらの学会ホームページから
専門医、指導医をみつけていくとよいでしょう。
***
引き続き、医師以外の専門家について
夕方にお送りしましょう。
本日AM10:00から
追加受付スタートです!!
新刊発売記念、おのころ心平ナイトセミナー、
「痛みが癒されてゆくココロの持ち方」
~痛みを癒すココロの処方箋~
(画像クリックで、リンク)
まる2日で60名満席になってしまい、
30名ほど席を増席いただきました。
本日AM10時から
追加受付スタートだそうです。
三省堂池袋本店さん主催で、
場所は、西武池袋本店別館8階
池袋コミュニティ・カレッジ4番教室にて。
11月19日(木)19時~
本書で語りきれなかった
ケーススタディをもとに、
頭痛、首痛、腰痛、関節痛、生理痛、
リウマチの痛み、結石の痛みなどの
背景となるココロの逆流を解説し、
そのココロの状態から抜け出す
マインドシフトの方法を
お話ししたいと思います。
終わりには、
ヒーリングワークで
少しリラクゼーション瞑想タイムまで
設けます。
すごーいセミナーです。
お申し込み、お待ちしておりまーす。