頭痛、ああ頭痛。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


女性は、誰しもどこかで

あきらめているかも知れません、

ヘ・ン・ズ・ツ・ウ。


片側に起こることの多い頭痛なので、

片頭痛、と言います。


いつだったか、


「私の頭痛ってちょっと変なんです」


って言っていた人がいましたけど、

たしかにイメージ的には


「変頭痛」の方が

当たっている感じがしますね。


でも、言葉としては

「片頭痛」が正解ですから、

覚えておきましょう。


***


ところで、頭蓋骨って、

ひとつの骨じゃないんですよ。

なんと全部で28個(大人で)。


その頭蓋骨の間を、

血管が縫うように通っています。


ちょっとグロテスクな

感じがしますけど、

頭蓋骨の関節の間を

血管が通っているんです。


この血管が

ホルモンの影響を受けて

拡張すると、どうですか?


頭蓋骨がぐぐぐっと

押されて・・・、

痛いですよね。


なんか、血管が収縮するから

痛いってイメージがあるでしょ。


そうじゃないんです。


大げさに言えば、

関節痛なんですね、片頭痛は。
頭の骨がギシギシ押されるんです。


月経前症候群で

片頭痛になる人が多いのは、

月経期に、女性ホルモンのうち、

プロゲステロンというホルモンが

多くなるからです。


プロゲステロンは

血管拡張作用を持っていますからね。


***


さて、頭蓋骨は

大人で28個って言いましたけど、


生れてくるときはさらに細かくて、

45個もパーツがあるんです。


45個の骨がジョイントで

徐々に結合しつつ、

大人になるまでの間に
28個になっていくんですが、


この間に(つまり子ども時代に)

受ける数々のストレスが

のちの片頭痛の元になるとは、

子ども時代には想像もしませんよね。


特に、子どもの頃の


「父親不在系のストレス」


というのは、

僕が見させていただいた方では、

片頭痛をお持ちの女性の共通点です。


仕事で家に帰ってこない型、

家にいても存在感がない型、


の違いはあっても、


父親の不在系ストレスは、

頭蓋骨結合時の何らかの

不安定感になるらしい、

というのが経験上の推論です。


結合って、たとえ頭蓋骨でも、

くっつく側とつかれる側の信頼関係が
モノを言うってことですね。


***


ちなみに、部位別の痛みに関連する

潜在心理と関連臓器を一覧にしておきましょう。


片頭痛
★潜在的なココロ:
いざという時、誰も助けてく

れないのではないか、という不安
★関連臓器:心臓



頭痛(こめかみ)
★潜在的なココロ:
追い立てられることへの不安、

性的な恐れ、流れに抵抗する
★関連臓器:肝臓



頭痛(首筋から後頭部にかけて)
★潜在的なココロ:
自己否定、自己批判、あるいは、

これ以上は動けないという気持ち
★関連臓器:脾臓



頭痛(前頭部)
★潜在的なココロ:
前進への不安、前に進むのに

抱えすぎている問題
★関連臓器:肺



頭重感を伴う頭痛
★潜在的なココロ:
背後への不安、周りの理解を

得られるかの不安
★関連臓器:腎臓



頭痛は、たいへん個性的なので、

上記以外にも経絡の道筋別に、

胃や、胆のう、膀胱、小腸、大腸などから

くるものもあります。時には複合的になるので、

上のは、ざっーくりとした参考にしてくださいね。


***



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