月は東に、日は西に? | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。



僕が、月を題材にした歌詠みを

連想するときはいつも、


菜の花や 月は東に 日は西に


がすぐに頭に浮かびます。

与謝蕪村の俳句です。


これのおかげで僕は、

小さい頃に、


太陽は、西に沈み、

月は、東に沈む、


と思いこんでいました…。


***


僕ら日本人の脳裏には、


天才バカボンの、


西から昇ったお日様が東へ沈む~

それでいいのだ~


というようなことが

インプットされており、


太陽はどっちに沈むのか?

月はどっちに沈むのか?


聞かれて一瞬、

躊躇してしまうような

人も多いと思います。


はい、この際、

はっきりしておきましょう!


太陽も、月も、西に沈みます!

(大断言する必要があるのかどうか…)


でも、じゃ、菜の花や 月は東に 日は西に

とは、いったいどういうことなのか?


それは、つまり


沈む太陽、昇る月 ということで、


菜の花畑に佇み、

二大天体を同時に、

両手に仰ぐさまを

あらわしているのです。


おぉ。


実際、満月前後の晴れた日には

地平線が見渡せる場所なら

こういったことが起こっています。


菜の花の咲く春の季節だけでなく、

一年中の、だいたい新月から数えて

14日目にこういったことが

起こるのですが、


夏は、暗くなるのが遅くて、

月がよく見えず、


冬は、つるべ落としで

あっという間に日が沈むので

同時に見るチャンスは少ない…、


なので、菜の花の季節

(=春)ということなんですね。


***


月は、古来より、

日本の文化を彩る

大切な存在でした。


月を詠んだ歌は、

万葉集にも、古今和歌集にも、

たーくさんありますが、


百人一首には、




安倍仲麿 天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも       


素性法師 いま来むと言ひしばかりに長月の 有明の月を待ちいでつるかな    

大江千里 月見ればちぢにものこそ悲しけれ わが身一つの秋にはあらねど    


壬生忠岑 有明のつれなく見えし別れより 暁ばかり憂きものはなし       

坂上是則 朝ぼらけ有明の月とみるまでに 吉野の里にふれる白雪        


清原深養父 夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを 雲のいづこに月宿るらむ      

紫式部 めぐりあひて見しやそれとも分かぬまに 雲がくれにし夜半の月かな  


赤染衛門 やすらはで寝なましものを小夜更けて かたぶくまでの月を見しかな  

三条院 心にもあらでうき世にながらへば 恋しかるべき夜半の月かな     


左京大夫顕輔 秋風にたなびく雲の絶えまより もれ出づる月の影のさやけさ     

後徳大寺左大臣  ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる      


西行法師 なげけとて月やはものを思はするかこち顔なるわが涙かな       


の12首の

月にちなんだ歌があります。


有明の~と聞いて、

「月」のこと、とわかる現代人は、

国文学者か文化人か作家か…?


しかし、月が醸し出す情緒こそが、

私たちのカラダの、特に女性のカラダの

じわーっとしたホルモン作用に

大きなスイッチを入れるのだと、

僕は考えるのです。


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