ライバルの対立と痛風。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。


おととい、東京

昨日、大阪


今日は、名古屋です。







ibマッピングの研修にちなみ、

僕のカウンセリング・

ケーススタディから


以下、痛風(つうふう)の

考察をお届けしましょう。


***


Fさんは、会社役員。

50代の働き盛りの男性でした。

ある日、強烈な痛風発作に見舞われ、

病院に行きました。


病院で救急処置を受けましたが、

ちょうど1年後に

同じような発作に見舞われて、

これは体質改善しないといけないと考え、

うちにカウンセリングに来られたのです。


大好きだったビールも控え、

肉食も最小限にしていました。


しかし、この習慣は最初の発作の後から

続けています。


なぜ、食事を変えても

発作が起こってしまったのか…。


僕はFさんといっしょに、

その心理的要因を探っていきました。



***


会社役員という肩書は、

詳しくいうと、専務取締役。


20年前に共同経営者である社長とともに

会社を立ち上げました。


経理畑出身で、

石橋をたたいて渡る性格の社長と、


営業畑出身で、

夢を語って大きなヴィジョンのもとに

社員を率いていこうとするFさん。


前の会社で同期だった2人は、

まったく正反対の性格がゆえに

うまくバランスもとれて、

お互いの役割をまっとうしてきました。


ところが、社員も増えてくると、

微妙なすれ違いが生じ、

派閥とまではいかないまでも、


社長系の社員とFさん系の社員とで

対立が起こるようになりました。


***


ある時、新規事業を始めるにあたって、

Fさんと社長の間で決定的な対立が

起こってしまいました。


新規事業に大きな夢を抱いていたFさんは

統括部長として辣腕をふるいましたが、

結局、事業は失敗。


全面撤退を余儀なくされてしまい、

その責任をきつく社長に咎められたのです。


最初の痛風発作は、そんな折に発症したのでした…。


夕方の記事につづく。

***


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