おのころ心平です。
みなさんは、
「深呼吸をして下さい」
と言われたら、
まず吸いますか?
それとも、吐きますか?
多くの人が、
「呼吸とは酸素を体内に取り入れること」
と教えられているので、
深呼吸と言われると、
まず「吸う」人の方が
圧倒的に多いようです。
でも、本来は反対なのです。
さまざまな呼吸法がありますが、
どれも共通している呼吸の基本は、
「吐く息」を意識するという点です。
生まれてくる赤ちゃんは
「おぎゃー」と、まず「吐いて」、
呼吸を始めます。
逆にご臨終の際は、
「息をお引きとりになって」
吸って、終わります。
つまり、「吐いて吸う」のが
人生を通じての呼吸の順序なのです。
言い換えると、
「吐く」ことが「生きる」こと
をあらわしているのです。
***
呼吸に限らず、
人間っていろんなものを
出し入れして生きています。
食べもの、飲みものは言うにおよばず、
カラダに入ってくるものはさまざまです。
ウイルス、細菌などの微生物だって、
いやでもカラダに侵入してきますし、
普通に生活していても、
合成着色料や微量毒素を
無意識のうちに取り込んでしまいます。
もちろん、これらをできるだけ
避けようとする努力も大切ですが、
現代生活においてもっと大事なことは、
いろんなものが入ってきても
大丈夫なカラダづくり、
つまり、「出す」方に意識を向けることです。
***
出す方とは、具体的には、
吐く方が長い呼吸、
そして、快便・快尿です。
人間は、食べ物、飲み物、呼吸を通じて、
固体・液体・気体のすべてを
上手に出し入れしながら
エネルギー循環させています。
でも、カラダに「入力される」という意味では、
飲食や呼吸だけではありません。
香やにおい、
音楽、騒音、映像、景色、
ほかにも、職場や家庭での
人間関係におけるストレス、
ニュースや仕事上での
さまざまな情報洪水は、
身近な入力情報として、
ひとりひとりのカラダに
大きく作用しています。
***
でも、
見える見えないに関わらず、
多くの入力情報をうまいこと、
いろんな形に変換して、
「個性」として出力していけるのが
人間の人間たるゆえんです。
声、笑い、涙、思考活動、
運動、様々な感情表現も、
大切な出力の方法。
「病気」や「症状」も、
実は出力形態のひとつだと考えれば、
うまくつじつまが合います。
入力に対する出力のバランスが悪い時、
たまったエネルギーを無理やりにでも
放出しようとする働きが、
痛みや発熱、炎症といった「症状」です。
何でもそうですが、
たまっているとやがて腐敗し、
負のエネルギーとなります。
カラダでは「便秘」などが
わかりやすい例ですが、
感情ストレスなども
たまってくると「ココロの便秘」となり、
そのベクトルがカラダの内側に向くと、
臓器の働きを阻害したり、
変性疾患やさまざまな病気のもとになります。
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