おはようございます。
おのころ心平です。
ビジネス書コーナーに行くと、
U理論
というのが目に入ってきます。
本質的な問題に触れるまでの思考の4段階が
紹介されています。
【レベル1:ダウンローディング】
過去にうまくいった方法を繰り返す思考。
自分という境界線がはっきりしていて、
今までの思い込みの枠の中に情報を流し込むだけの段階。
視点も自分という枠内にある。
「ああ、それならもう知ってるよ」。
【レベル2:ファクチュアル(事実的)】
過去の経験に頼るだけでなく、客観データをもとに、
問題解決を図ろうとする思考。
現在の自分の位置を客観的なデータに基づいて判断し、
論理的に問題解決を見出そうとする。
「なるほど、事実はこうなんだ」。
【レベル3:エンパセティック(共感的)】
相手の立場から新たな現実を眺めることができる思考。
顧客の悩み、喜び、悲しみ、怒りなどの感情を
顧客が日常使っている言葉で共感でき、
自分もそれに一体化している立場でともに問題解決を図る。
「あなたの気持ちがわかります」。
【レベル4:ジェネラティブ(創造的)】
「私が体験したことはうまく言葉で表現できないのだけれども、
何か大きなものとつながった感じがします」。
問題解決の提案に自分の人生が投影され、
それを通じて顧客も自分も成長できると確信を得る。
手放した感覚と、それによって自分が想定した以上の
未来が思いがけず実現する段階。
ここまで読んで、なるほど、U理論思考とは、
「臓器」思考なのだ、と思いました。
つづきます。
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