U理論と臓器(1)はじめに | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


ビジネス書コーナーに行くと、


U理論


というのが目に入ってきます。


  


C・オットー・シャーマー氏が体系化した理論。

本質的な問題に触れるまでの思考の4段階が

紹介されています。

【レベル1:ダウンローディング】


過去にうまくいった方法を繰り返す思考。

自分という境界線がはっきりしていて、

今までの思い込みの枠の中に情報を流し込むだけの段階。

視点も自分という枠内にある。


「ああ、それならもう知ってるよ」。



【レベル2:ファクチュアル(事実的)】


過去の経験に頼るだけでなく、客観データをもとに、

問題解決を図ろうとする思考。

現在の自分の位置を客観的なデータに基づいて判断し、

論理的に問題解決を見出そうとする。


「なるほど、事実はこうなんだ」。



【レベル3:エンパセティック(共感的)】


相手の立場から新たな現実を眺めることができる思考。

顧客の悩み、喜び、悲しみ、怒りなどの感情を

顧客が日常使っている言葉で共感でき、

自分もそれに一体化している立場でともに問題解決を図る。


「あなたの気持ちがわかります」。


【レベル4:ジェネラティブ(創造的)】


「私が体験したことはうまく言葉で表現できないのだけれども、

何か大きなものとつながった感じがします」。


問題解決の提案に自分の人生が投影され、

それを通じて顧客も自分も成長できると確信を得る。

手放した感覚と、それによって自分が想定した以上の

未来が思いがけず実現する段階。


ここまで読んで、なるほど、U理論思考とは、

「臓器」思考なのだ、と思いました。


つづきます。


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