おなかをすぐこわす人へのヒント(3) | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

お昼からの続きです。


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潰瘍性大腸炎の考察から

おなかをこわさないためのヒントを。


呼吸とは、大気に対して、


・はく息が、自己表現(カラダの隅々の情報を大気に還元)
・吸う息が、情報収集(大気に含まれる様々な情報をカラダに伝える)


と、僕は考えています。


潰瘍性大腸炎の方のカウンセリングをしていると、
過去の失敗や他人からの厳しい評価が尾を引いている
ケースが多いのですが、


そのため、何をするにも
必要以上に準備と情報収集をして、できる限り
批判にさらされないようにしようと努力する人が多いです。


その意味では、大量の情報を適切に処理し、
ミスなく何事もこなす、という点で非常に有能な方が多いです。

ただ、その情報が「形」にならない。

つまり、


いつも誰かからの評価のための情報収集、
情報処理であるため、その情報が

自分の身になっていないのです。


これはまさしく


・形になっていない(下痢、軟便、粘液便)
・身になっていない(大腸を通る栄養素が、まさに素通りしてしまう)


という潰瘍性大腸炎そのものの症状となって現れています。


***



最近の研究では、潰瘍性大腸炎の原因は
何らかの「自己免疫」によるものではないか、

と言われています。

免疫とは端的にいえば、

自己と非自己を見分けるはたらきです。


つまり、


自分のために必要でない情報(空気、食べ物)に対して、
「これは自分のものじゃない!」とばかりに
腸粘膜表面で免疫作用を起こす結果が

潰瘍性大腸炎であると
見なせないこともありません。


自分を知る。

自分がほんとうに必要としているものに気づく。


まずは、他人評価を手放していきましょう。

その上でふかーい呼吸を身につけたとき、



あなたの情報処理能力は、
類いまれない才能として開花するはずです。


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