保存版でお願いします。重要人物一覧(日本編<中>) | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


昨日に引き続き、

日本における心身療法の重要人物一覧、

(中)です。


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■中井 房五郎(なかい ふさごろう) 1878年?-1931年
自彊術(じきょうじゅつ)創案者。
実業家の十文字大元(1867年~1924年)を治療して快癒させたことがきっかけで、十文字が後援し世に広められた。十文字は「周易」の「天行健、君子以自彊不息」から、自彊術と命名した。戦争によって一時期普及が途絶えていたが、戦後になって久家恒衛・近藤芳朗医学博士・吉田誠三医学博士等によって再び世に広められた。現在「自彊術普及会」「自彊術友の会」「健康と長寿の会」などの団体が普及に努め、全国に教室があり多くの会員がいる。


■岡田 茂吉(おかだもきち)1882年-1955年 
手かざしによる「浄霊法」を実践。「世界救世教」の創始者。
真光系の教団や神慈秀明会・救いの光など少なくとも30以上の教団のルーツとなる。


■肥田 春充(ひだ はるみち)1883年12月25日 - 1956年8月24日
「肥田式強健術」の創始者。思想家、著述家、体育家 哲学者などとして活躍。


■田中 守平(たなか もりへい)1884年9月8日 - 1928年12月17日
霊術団体・太霊道の創始者。大正期には大本教と人気を二分する勢力を誇った。
後の霊術に大きく影響を与えた。


■西勝造(にしかつぞう)1884年 ‐ 1959年 
「西式健康法」創始者。西医学、西式強健術、テトラパシーとも呼ばれる。
膨大な医学、民間療法、その他の学問を集大成し、部分しか見ない現代医学を批判。
宗教医学一体論を唱える総合的な健康法である。
影響を受けた医師には甲田光雄、渡辺正など多数。


■九鬼 周造(くき しゅうぞう)1888年2月15日 - 1941年5月6日
日本の哲学者。京都帝国大学文学部哲学科教授として、デカルト、ベルクソンをはじめとするフランス哲学や近世哲学史、現象学を中心とした(その当時の)現代哲学などを教えた。ヨーロッパの長期滞在の中でかえって日本の美と文化に惹かれていく自分に気づいていった彼は、帰国後、その洞察を活かして『「いき」の構造』(1930) を発表。これは、日本の江戸時代の遊廓における美意識である「いき」(粋)を、現象学という西洋の哲学の手法で把握しようと試みた論文である。


■桜沢 如一(さくらざわ ゆきかず)1893年10月13日 - 1966年4月23日
思想家・食文化研究家。
「マクロビオティック」の提唱者として有名で、海外ではジョージ・オーサワ(George Ohsawa)の名で知られている。二十歳の頃、食養家・後藤勝次郎を通して石塚左玄の「食養生」に触れ、健康を回復する。その後貿易商として活動する傍らで、石塚の主宰していた大日本食養会に参加。1924年には同会会長となり、石塚の死後伸び悩んでいた同会の復興・指導に専念する。石塚の唱えた「夫婦アルカリ説」「ナトリウム・カリウムのバランス論」を易経の陰陽に当てはめた無双原理を提唱。1929年に単身シベリア鉄道経由でパリに渡り、ソルボンヌ大学に留学。『東洋哲学及び科学の根本無双原理』を上梓し、東洋思想の紹介者としてヨーロッパで知られる様になり、アンドレ・マルローなどと親交。1937年に帰国すると『食物だけで病気の癒る・新食養療法』を実業之日本社から刊行。たちまち300版余を重ねるベストセラーとなる。戦後は世界連邦運動に取り組む傍ら、再びインド・アフリカ・欧米など世界各地を訪ね、マクロビオティックの普及に注力する。1960年代初頭、原子転換に係る研究者であるルイ・ケルヴランはパリにおいて桜沢の主催する東洋哲学講演会に出席し、強い感銘を受けた。2人の交流は、相互に影響を与えたが、特に、桜沢はその後の活動の主力を原子転換にシフトすることになる。


■谷口 雅春(たにぐち まさはる)1893年11月22日 - 1985年6月17日 
「生長の家」創始者。その生涯の著作は400冊以上に及び、主著『生命の實相』は通算1,900万部を超え、今も多くの人々に読み継がれている。


■橋本 敬三(はしもとけいぞう)1897年 - 1993年1月 
「操体法」創立者。
操体法は、高橋迪雄(みちお)の正体術など民間の健康法をみずから実践し、肉体の変化が進む過程で何が起きているかをつかんだ結果うまれた健康法・治療法。具体的には、痛みやつっぱりを感じるとき、痛い方向・つっぱる方向から、痛くない方向・つっぱりを感じない方向にゆっくり動かし、最後にすっと力を抜くと歪みが解消されるという方法を採る。操体バランス運動研究会など現在も広く活動が行なわれている。


■安岡 正篤(やすおかまさひろ)1898年2月13日 ‐ 1983年12月13日 
日本の陽明学者・東洋思想家。吉田茂、池田勇人、佐藤栄作、福田赳夫、大平正芳など歴代首相が安岡を師と仰いだ。


■楢崎 皐月(ならさきこうげつ)1899年5月9日 ‐ 1974年7月31日 
1944年、吉林・老子廟で蘆有三道士に会い老子の思想に触れる。ことにその宇宙観に深い感銘を受ける。電気物理技術研究家であったが、のちに「カタカムナ」研究に没頭。
静電三法(植物波農法・物質変性法・人体波健康法)を著す。


■佐保田 鶴治(さほだつるじ)1899年 - 1986年9月11日
インド哲学・宗教学専攻の学者、大阪大学名誉教授、文学博士。ヨーガの学識理論面と実践面双方に通じた。還暦を過ぎた62歳の時に、インド人の手ほどきによるヨーガに出会うことにより、それまでの不健康な生活が一変し、周囲が驚くほどの健康体となった。


■千島 喜久男(ちしまきくお)1899年 ‐ 1978年 
「千島学説」を提唱。生物学者、医学博士。岐阜大学教授(1963年退官)。
晩年に『千島喜久男生命医学全集』全十巻を自費で出版した。


⇒明日につづく。


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