頭ー首ー背中が自由ならばどれだけ…。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

朝の記事からのつづき…、


アレクサンダー自身の自己体験からか、

アレクサンダー・テクニークでは、


頭ー首ー背中の関係を、

とても大切にしています。


アレクサンダーは一連の探求によって、

首と 頭と背中の関連性が、

その人のカラダの使い方全体を決定している

ことに気づきました。


カラダが本来の機能や能力を発揮できるためには


「首を楽に、頭は前に上に、


背中は上下に伸び、左右に拡がる」


ことが重要であるということでした。


この首と頭と背中の関 連性を、

「プライマリー・コントロール」と呼んでいます。


***


<人間の動きの法則1>


首の筋肉の習慣的緊張は、

必然的にカラダ全体の緊張を引き起こす。

反対に、カラダ全体の緊張を解くには、

首の緊張を開放することから始めなければならない。


理由)

首の緊張は、背骨全体における骨と骨の関係をゆがめ、

背骨全体の能力を損ない、体重配分がうまくできなくなり、

随意運動をサポートする不随意筋にまで干渉するから。



<人間の動きの法則2>

動いているときにカラダが自由であれば、


頭が先に動いて


カラダがそれについてくる。


特筆すべきは、この順序である。


***


頭―首―背中の関係性が

自由になるということは、


呼吸が自由になるということ。


アレクサンダー自身が俳優で、

舞台指導も行う立場だったこともあり、

アレクサンダー・テクニーク実践者は、当時から、

舞台俳優や声楽家が多かったそうです。


現代においても、たくさんの実践者がおり、

アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けた俳優として、


パトリック・スチュアート、

ロビン・ウィリアムズ、

クリストファー・リーブ、

ウィリアム・ハート、

キアヌ・リーブス、

ヒラリー・スワンクビクトリア・ベッカム


の名があげられます。

ミュージシャンでは、


ポール・マッカートニー、

スティング、

ヴァイオリニストのユーディ・メニューイン、

声楽家のエマ・カークビー、

指揮者のサー・コリン・デイヴィス


も実践者、支持者のなかには


哲学者のジョン・デューイ、

劇作家のバーナード・ショー、

作家のオルダス・ハクスリー


などの名もあります。・・・すごいですねー。



⇒夕方の記事につづく。


***


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