「つまんない」って考えてみれば、不思議な言葉。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。


つまんない


とは、考えてみれば、

不思議な言葉です。


つまんない

  ↓

つまらない…。


むむー、なにごとも


詰まってしまう方が、


やっかいだと思うんですけどね…、


川だって、

道だって、

水洗トイレだって、


つまらない方がいいでしょう。


カラダだって、

胃腸や血液の流れに

詰まりがあると大変です。


だのになぜ、


つまらない


は、否定的に用いられるのか?



***



語源辞書を調べてみたら、

面白いことが書いてありました。

詰まる


→ 動けなくなる

→ 行動や思考が行き詰る


→ とまってしまう、

→ ストップしてしまう

しかし、

ここで意味が転じて…


→それ以上は先に行けない、


ということで


→ ゴール

→ 決着


(将棋の「詰み」などもここからくる)


はたまた、


→ 納得する


というようなことを

意味するようになったそうです。

(か、かなり、強引ですよね。)


***


したがって、


「つまる」の否定形である


つまんない とは、


いつまでも決着しない、

納得いくゴールが見えない、


という意味で使われるようになり、


やがて、


ありきたりのゴールでは

納得できないよ~


という意味を含むようになったのです。



***


つまんないに、

そんな歴史があったとは…、


でも…、


ということはですよ。


「つまんない」を

いつも口にする人には、



ありきたりのゴールで

納得しないわたしは、

常識破りのゴールを

自分で創ってやるぞ。



枠にとらわれた人生なんて

まっぴらごめんのわたしは、

枠から外れた思考法で

ダイナミックな生き方をしてやるぞ。


という躍動感が

ココロの奥に眠っているということです。


さあ、気づいてあげましょう。

あなたのココロのシフトチェンジ…、


「つまんない」と連呼する

観客側意識から、


たとえ小さくとも、

その行動が社会を創造する

舞台側の意識へ。


***


※カラダへの言葉の作用、考えよう。

    ↓

6-8月期自然治癒力学校