おはようございます。
おのころ心平です。
「自然治癒力」を考えようシリーズ。
自然治癒力と自己治癒力との違い、
↓この本は、明確な定義づけから入っています。
サイエンス専門書のブルーバックスだけに
専門的なのかと思いきや、ルルドの泉についての
考察など、非常に興味深い内容で彩られています。
ある研究実験で著者の川村先生とごいっしょ
したことがありますが、非常に気さくで面白い
先生でした。
分子医学的、分子薬学的に
自然治癒力にアプローチするなら、こちら↓
著者も薬学の専門家なので、薬剤師さんには
ぜひ一冊おいておかれるといい本ですね。
打って変わってこちらは↓
野口整体も学ばれた気功家さんが書いた本。
第1章 カゼの自然治癒力
第2章 ウイルスは人類の脅威か
第3章 自然治癒力のための七つの知恵の柱
第4章 例外的哺乳類の特殊事情
第5章 睡眠・疲労回復・治癒
第6章 免疫の構造
第7章 古代サメの生命システム
第8章 共振する心身
第9章 実践 自然治癒マニュアル
非常に幅広い視野で自然治癒力を俯瞰(ふかん)
する良書。語り口調もやさしげです。
…さあ、そして、
みなさんにぜひ知ってもらいたいのは、
こちらです↓
養生訓、貝原益軒
の名は、日本人ならば、
とくに健康の仕事に携わる者ならば
どうあっても、知っておいた方がよいでしょう。
★貝原益軒(かいばらえきけん)…
江戸時代の本草学者、儒学者。
明治時代に西洋の生物学や
農学の分野がもたらされるまでは、
日本史上最高の生物学者であり農学者である。
★養生訓(ようじょうくん)…
この本は1713年、貝原益軒、84歳の時のものでした。
「人生の楽しみ方」として、以下の3つの面を、
①「道」を行い「善」を楽しむこと
②病なく快く楽しむこと
③長寿の楽しみ
益軒はこの「三楽」をいかなる金銀財宝の富や
名誉の貴さよりも優れたものとしました。
「長寿」についても、ただの有機体の一物として
長く生きるということではなく、
「欲をすて謙虚に、畏敬の念を忘れずに生きる」
のが人間の真の姿だとを説いています。
自然治癒力のひと言も、文字としては出てきませんが、
これほど自然治癒力を語った本はないと思います。
しかも、ちょうど300年前の本。
日本人はすばらしい文化を継承しているのですね。
***
貝原益軒の知恵を現代にも活かそう!
自然療法マスター講座
午前中2時間(9:45-11:45)の
自然療法マスター講座
は、どの教室もぜーんぶ、
★6回中1回は、おのころ心平担当!
★6回中1回は、百姓屋敷WARAの船越康弘先生担当!
船越さんのぜひマスターしたい家庭の技、
三大自然療法は、今回シリーズの目玉!
ほかにも各地えりすぐりの専門家が、
アロマセラピー、ハーブ、フラワーエッセンス、
漢方、フットケア、ハンドマッサージなど、
目的別の家庭への取り入れ方を実践指導!
そして、僕はというと、セルフケアした上で、
「いざというとき病院にはどうかかわるか?」
の医療機関とのかしこい付き合い方について
お話しします。
おうちの健康は、あなたの手で!
自然療法マスター講座で元気いっぱいの家庭づくりをー。
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