臓器医学とホリスティック医療(上) | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


今日はちょーっとお勉強です。

でも、めっちゃ大事なとこなので

ぜひ、共通理解にしてください。


3回に分けてお送りしましょう。


***


これまでの医学は、臓器医学


肝臓病、腎臓病、胃炎・胃潰瘍など、
臓器別に対応してきましたので、
総合病院に行っても「総合的に」
診てくれるお医者さんっていませんね。


目なら眼科、耳なら耳鼻科、内臓なら内科、
内科も循環器科、消化器科、泌尿器科、
などに分けられます。


頭痛の場合だったら、
内科で駄目なら脳神経科でしょうか。
精神的に問題があるとされれば、
精神科というのが待っています。


「科」というのは、もともと
「分ける」って意味があるそうですが、


だから「科学」とは、
物ごとを「分けて」考える学問
ってことです。
「分かる」って言葉が象徴してますよね。


ついでに、英語の「sciense(サイエンス)」も、
sciって接頭語は分けるって意味らしいです。
「scissors(ハサミ)」っていうのと同類語。
英語でも、切り分ける学問っていう意味

なんですね(というか、サイエンスを訳して科学ですね)。


現代医学も科学ですから、
それゆえ、カラダをバラバラにして考える解剖学が
基礎
になっています。カラダをバラバラにして
「分かった」ような気がしている。


しかしながら…、


それでは通用しない病気が、
いまは増えてきました。


生活習慣病とは、何科を受診すればよいでしょう?


まず内科に行って
循環器専門医、糖尿病専門医、

内分泌科専門医などに回されます。


でも…、

それで完治はできないんですよね。

例えば高血圧って、

循環器だけの問題ではありません。


どこかの臓器に還元することができないのが、
生活習慣病の特徴ですから。


生活習慣病って、平成8年から使われて、
なんだか定着しちゃってますけど、その名の通り


「あなたの生活習慣(ライフスタイル)が問題ですからね」


「医学で完治は無理ですから!」


と医療側も宣言しちゃってる病気だとも言えます。


この時点で、もう医学は、

患者にえらそうなことは言えないんです。
だって、治るか治らないかは

患者頼りってわけですから。


***


インターネットでいちばん検索される疾患名って
「うつ病」なんですって。


なかなか、そうやすやすと人には

相談もしにくいですから、
ネットで情報を集めるのに

もっとも適した病と言えそうです。


このうつ病も、現代医学が不得意な領域ですよね。
これもどこの臓器を診てやればいいかわかりません。


はい…

もともと、病気は自分でしか治せないものですから、
今さら、「治せないじゃないか!」と
現代医学を批判してもしょうがありません。


病気の主人公は患者自身です。

つまり、病院に依存して
主導権がいつも病院側にあるようだと、
いつまでも病気は治らないということです。


☞…お昼の記事につづく。


まずは、カラダを緩めていきますか…

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