鼻炎とは「忘れたい記憶」の象徴(下) | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

お昼の記事からのつづきです。


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このリアルで直接的で

「ひりひりする世界」を

感じないようにするには、


鼻づまりか、鼻炎か、


はたまた嗅覚を麻痺させるかしか

方法がありません。


しょっちゅう鼻づまりを

起こしている人は、


ダイレクトな嗅覚の世界を
そのまま受け取ることができない

とてもデリケートな人と言えます。


傷つきやすいからこそ、

自分の嗅覚を抑圧しています。


***


ただ、においに関していうなら、

私たちは瞬間的に

強いにおいを感じた後でも、
「慣れる」ということをよく経験します。


ある部屋に入ってにおいを感じても、

しばらくいると、もうそれを感じなくなります。


記憶の仕組みがそうであるように、

においにも「忘れ去る」という

機能が備わっています。


「忘れる」というのは、

私たちの脳に備わった大切な能力です。
すべての記憶を覚えていては、

今日、いまの行動に差し支えてしょうがありません。



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結果的に、

嗅覚を感じさせないようにする鼻炎。


理由のない症状はない、と考える時、

鼻炎の目的は、なんだと考えることができるでしょう?


嗅覚を司る嗅脳は、


隣に位置する海馬や扁桃体と言った

記憶(情動を引きおこす記憶)に関係する脳と連携して働きます。


何らかの忘れたい記憶が鼻をついてあらわれる…。

これを感じさせないように、

鼻炎が生じているのだとしたら…。


あなたの脳裏の忘れ去りたい記憶。


まずその記憶としっかり向き合い、

能動的に、自ら手放すことができたなら、

ひょっとすると、鼻炎症状は

大きく改善するかもしれません。


↓鼻炎への心理的アプローチ。

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