お昼の記事からのつづきです。
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このリアルで直接的で
「ひりひりする世界」を
感じないようにするには、
鼻づまりか、鼻炎か、
はたまた嗅覚を麻痺させるかしか
方法がありません。
しょっちゅう鼻づまりを
起こしている人は、
ダイレクトな嗅覚の世界を
そのまま受け取ることができない
とてもデリケートな人と言えます。
傷つきやすいからこそ、
自分の嗅覚を抑圧しています。
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ただ、においに関していうなら、
私たちは瞬間的に
強いにおいを感じた後でも、
「慣れる」ということをよく経験します。
ある部屋に入ってにおいを感じても、
しばらくいると、もうそれを感じなくなります。
記憶の仕組みがそうであるように、
においにも「忘れ去る」という
機能が備わっています。
「忘れる」というのは、
私たちの脳に備わった大切な能力です。
すべての記憶を覚えていては、
今日、いまの行動に差し支えてしょうがありません。
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結果的に、
嗅覚を感じさせないようにする鼻炎。
理由のない症状はない、と考える時、
鼻炎の目的は、なんだと考えることができるでしょう?
嗅覚を司る嗅脳は、
隣に位置する海馬や扁桃体と言った
記憶(情動を引きおこす記憶)に関係する脳と連携して働きます。
何らかの忘れたい記憶が鼻をついてあらわれる…。
これを感じさせないように、
鼻炎が生じているのだとしたら…。
あなたの脳裏の忘れ去りたい記憶。
まずその記憶としっかり向き合い、
能動的に、自ら手放すことができたなら、
ひょっとすると、鼻炎症状は
大きく改善するかもしれません。
↓鼻炎への心理的アプローチ。
http://www.onocoroshinpei.jp/sp/CPK_ONP_SP/index_fb.php