おのころ心平です。
午前中に続き、今日は嗅覚について
考えてみたいと思います。
目のように、鼻を閉じる
ということはできませんから、
嗅覚は、否応なく
飛び込んでくる情報に
向き合う感覚なのです。
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僕はリーディングを使って
「嗅覚」にアプローチしてみました。
嗅覚人間にとって、
世界はまさに「ダイレクト」でした。
ダイレクトな世界とは、
世の中そのまんまということです。
装飾や演出のない世界。
嘘偽りの入り込む余地がないので、
事実がそのまま感知されるのです。
「真実を嗅ぎ分ける」などと言いますが、
嗅覚が私たちにもたらしているものとは、
まさに
真実を直接的に見極める力
だと理解しました。
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動物の嗅覚が発達しているのは、
自分にとって危険かどうかを
すばやく判断するためです。
危険を察知するのに
そんなに時間をかけられませんから、
生命にとって
危険かそうじゃないかというのは、
視覚や聴覚ではなく、
何の加工もしない嗅覚でなければ
担当できないのです。
そして、嗅覚人間になった僕が感じたのは、
痛いくらいに、「ひりひりする世界」でした。
***
テレビから発せられる
装飾、装飾、また装飾の電波。
世界の人々が発している、
演出、気遣い、遠慮、抑圧、がまん…。
嗅覚人間には、
そうした雰囲気というか、
気の流れのようなものが、
びんびんと伝わってきます。
嗅覚だけで生きていこうなんて
かなりの勇気がいります。
嗅覚人間は、周囲の
いかなる情報にも揺るがない、
自分に嘘のない人間です。
犬が、なぜあれだけ
正直な生き物なのかが、
よーくわかりました。(わん。)
☞夕方の記事につづく。
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↓鼻炎への心理的アプローチ法
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