糖尿病と食事療法。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


カラダが「酸化する」のを防ごう、

とはよく聞くかもしれませんが、


最近では、

カラダが「糖化する」のを防ごう、

という言い方もします。


おのころ心平 - ココロとカラダの交差点

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平成19年の国民健康・栄養調査によると、


「糖尿病が強く疑われる人」の890万人と

「糖尿病の可能性を否定できない人」の

1,320万人を合わせると、


全国に2,210万人の糖尿病者がいると

推定されています。


いまはもっと増えているかもしれませんね。



***


糖尿病にかかわらず、

糖化を防ぐ食事法として、

Dr.江部式の食事療法、


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Dr.釜池式の食事療法、
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は、いざという時のために、知っておくとよいです。


***


江部先生は、


『約700万年間の人類の歴史のうち、

穀物を主食としたのは、農耕が始まってからの

約1万年間にすぎません。

それまではすべての人類が糖質制限食を

実践していました。』


とおっしゃいます。


なるほど、長い人類の歴史を見ると、

穀物=糖分は、比較的最近になってから。


ごはん、パン、小麦粉を使った食べ物…。

炭水化物食品の登場は、長い人類のカラダの

歴史に急激な作用をもたらした、というのです。


『健康を維持するには、恒常性を保つことが重要です。

人類の食前・食後血糖値の恒常性は約700万年間

保たれていましたが、農耕開始後の約1万年間は

上昇幅が2倍になり、精製炭水化物を摂るように

なった約200年間は3倍になり、インスリンを大量に

分泌せざるをえなくなりました。』


***


糖質制限食糧法には、

もちろん賛否両論あり、

体質によって、

合う合わないがあります。


ここに注意するのは、

受ける側の自主性、

自己選択、自己責任と

なるでしょうが、


両先生とも、臨床において、

多数の実績をあげられてきたことには

間違いありません。


周囲に糖尿病の方、

ご自身も血糖値が気になるようでしたら、

一度、上記の本、開いてみて下さいね。