マクロビオティックの歴史。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。


食に関心のある方なら、

一度は「マクロビオティック」という言葉を

耳にしたことがあるでしょう。


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いま、健康コーナーや

料理のコーナーに行くと、

たーくさん出版されている

若杉ばあちゃんの本。

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若杉ばあちゃんのプロフィールにはいつも、


「食養を世に広めた桜沢如一の教えを学び…」


とあります。


食養?

桜沢如一?


そう、この桜沢大先生こそ、

マクロビオティックの始祖。

食養の力で数々の奇跡を起こした伝説の人です。


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マクロビオティックという言葉は、


現在では、日本古来の食養生と

中国の易の陰陽を融合した

食事療法の名称として用いられていますが、


もともとは、

古代ギリシャ語が語源であり、

西洋医学の父・ヒポクラテスが唱えた

マクロビオスに由来します。


macro=偉大な、

bio=生命、

tic=学術という三つからなる造語で、


大いなる宇宙や自然の在り方に

適応するための生活術を意味するものです。


一つのものを丸ごと食べると

全身の陰陽バランスが調整されていく。

丸ごと食べる事ができない

大きな魚や動物はあまり食べない方がよく、

これらは、食物連鎖の関係で

様々なものが体内に溜まっているので注意が必要。

マクロビオティックは、

元禄時代以前の日本の伝統食に

通じるものがあります。


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桜沢先生以降は、

桜沢門下生が枝分かれして、


東京には、

マクロビオティック日本CI協会が。

※CI協会推薦図書↓

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大阪には、

マクロビオティック正食協会が。

※実質的な初代会長、岡田先生の本↓
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そして、アメリカニューヨークでの

大ブレイクを成し遂げた久司道夫先生の
クシマクロビオティック(日本ではKIJ)


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アメリカで200万人以上の会員を持ち、

さまざまなところで評価され、

逆輸入で日本にもその価値が広まった、

という意味で、九司先生の功績は相当に

大きいと思います。


では、明日はさらに、マクロビオティック以前の、

食養文化、食養運動についてみてみましょう。



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『月とココロと女性のカラダ』

4月6日(土) Dr.KANAKO×おのころ心平

◆10:00-16:00のたっぷり6hの1DAYワーク

◆会場は、名古屋駅すぐのウインクあいち

◆参加費、2月28日まで8,000円!