田口ランディさん、
昨年の10月にコラボセミナーをさせてもらって以来、
僕の「よき姉貴分」…と言ったら失礼ですが、
本当に数々の刺激を受けております。
ランディさんの見せてくれる世界は、とにかく広い。
以下、ランディさんのブログから。
「私を官能小説家と呼ぶ人がいる。旅行記作家と思う人もいる。
オカルト、精神世界系と言う人もいれば、社会派だと言う人もいる。
福祉関連や、終末医療を扱う作家だと思っている人も多い。
わたしは、すべてに興味があり、自分にリミッターをつけていないため、
なんでも興味のままに取材するし、興味のままだから作品にならないことも多い。
原爆の問題は12年もかけてやっと新書と短編集を一冊ずつ出した程度。
原爆だの原発だの、そんな話題にいまの読者はついて来ないと言われることが
多かったが、やっと読んでもらえる。
だからと言って、それもまた興味の範囲の一つであり、
なんの専門家でもない、
ということは自由である。」
自由であるからこそ見えてくるもの。
ランディさんのその姿勢に非常に共感し、また感化されもしてきました。
僕も、医療や健康を分野としてますが、
つねに、自由、でいよう。
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『病気は才能』にも、素晴らしい推薦文 をいただきましたが、
今日、ランディさんの影響力がこんなところに表れていました。
アマゾンのランキングを見たら、『病気は才能 』が、
医学入門ベストセラー部門で、第2位になっていました。
(みなさん、ありがとー!)
それで、第1位は何かとふと見ると、
『人は死なない ~-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索~』
著者は、現役の東大教授であり、救命の部長である矢作直樹先生。
じつは、この矢作先生も、ランディさんと仲良しの方で、
ランディさんが、医療小説『キュア』を執筆された時、
取材された先生なのです。
↑最近文庫化されたこの小説、めちゃめちゃ面白いです!
ランディさんゆかりの矢作先生と僕とが、医学入門部門の1位と2位を
飾るなんて、恐るべきランディさんの影響力。
これもまたご縁だなーと感慨深い思いがしました。
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