咳、かすれ声、のどの痛み | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

症状のココロシリーズ 20


空咳
★潜在的なココロ:
パーソナルスペースを守りたい
★関連臓器:肺


咳(深い)
★潜在的なココロ:
抵抗、感謝を要求、涙の代わり、自己浄化
★関連臓器:肺


声が出にくい・かすれ声
★潜在的なココロ:
自分のフィールドを維持できない不安
★関連臓器:肺


のどの痛み
★潜在的なココロ:
自分の気持ちが十分伝わっていないことへのいらだち
★関連臓器:肺

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【五臓の秘密 肺について知ろう⑤】


おのころ心平 - ココロとカラダの交差点

肺は、分析する


肺へと続く気道は、まず気管が大きく2つに分岐します。

左右に分かれた後、また分岐し、

計23回もの分岐を繰り返しながら、肺胞へと到達します。


肺胞でガス交換が行われます。

何のためにこれだけ分岐するのでしょうか? 


肺はどうやら、私たちの認識の及ばぬところで

「空気の仕分け」をしている様子です。

「分かる」という字が示すように、肺は、分岐を繰り返すことによって、

空気の持つ情報を「分析」しているのです。


肺は、言葉を生み出す

人は、「気道」から酸素を、「腸」から栄養素を吸収します。

のどの咽頭から、

・空気は、前方の「気道(喉頭)」へ、
・食べ物は、後方の「食道」へ

と分岐して、送られていきますが、

前方の気管と後方の食道が寄り添っている様子に

「人」という字を見て取れなくもありません。


おのころ心平 - ココロとカラダの交差点

上の図のように食べる時には、

軟口蓋と喉頭蓋というフタで気管を閉じます。

これがうまく閉じないと、

ご飯粒が気管に入ってむせることになったり、お餅をのどに詰まらせたりしてしまうのです。


しかし、このリスキーな賭けと引き換えに人類が獲得したことがあります。

この複雑な構造のおかげで、人は「言葉」を獲得できました。

空気に振動を与え、肺は、空気に意味を持たせることができたのです。


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カラダの神秘を学ぼう!

おのころ心平のココロとカラダ塾

2011年後期新シリーズ、まもなく開講!

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