おはようございます。おのころ心平です。
「ダイエットをはじめよう!」3日目。
昨日に引き続き、脂肪組織へのインタビュー形式でお届けします。
イ:ま、まさか。現代は飽食の時代ですよ。砂漠のような貯蔵は
必要ないでしょ。
脂:まあ、私もそう思いますけど、どうやら現代人の皆さんには、
ココロの満たされない状態が、食欲に現れるようで。
イ:満たされないココロがですか?
脂:とくに女性の場合は、性的に満たされる中枢と満腹中枢とが
脳の同じ場所にあるのでね。
イ:(なんだか脂肪組織のくせにほんとによく知ってるな)
性的に満たされないと、食欲に転化しやすいということですか?
脂:女性はよく失恋の後にやけ食いをしたりしますね。
男性に守ってもらいたいのは女性の根本欲求ではありますから、
守ってもらえないなら、脂肪で保護するかってことで。
イ:げ。じゃあ、脂肪組織さん、あなたは男性の包容力も担っていると?
脂:でへへ。
イ:…。(き、気持ち悪い)
脂:まあ、男性にしろ、将来への不安にしろ、とにかく
守ってもらいたい、安定したい、という宿主のココロには、
私、反応するわけです。
イ:それはまるで、不安を抱えながら旅をする現代砂漠のラクダのようだと
言いたいんですね。
脂:ふふ。パートナーがいても、
「なんかこの人、ちゃんと守ってくれるのかな?」
というココロには、きっちり反応しますので。
イ:(うー、いいやつなのか、いやなやつなのか)
【脂肪組織にさよならする呪文】
イ:脂肪組織さん、あなたと適正につきあう方法はないんですか?
脂:今のままじゃ安心できない、というココロの権化が私ですからね。
「私は満たされている」って毎日連呼されたら、あ、そうですか
ってことで、私の存在理由はなくなるかも。
イ:「私は、満たされている」か。なんだかよけいに太りそうな気も・・・。
脂:それは誤解ですよ。満たされているという思いと、それに伴う行動。
腕やお尻、足に私がいるのは、あなた自身が手足を使って行動することが、
不安のココロを解消する方法なのだ、と示しているわけです。
イ:ほう。腕や足に脂肪がつくのは、不安ばっかりで、
行動を起こしてないぞ、という意味があるということですか。
脂:動かせば燃焼するのでね。でも、その判断はあなたに委ねられている
ということです。動けば、また冷えの解消にもなりますしね。
イ:うー、それがなかなかむずかしいんだけど。
脂:ま、無理しなくていいですよ。
それなら私がちゃんと守って差し上げますから。
イ:(や、やっぱり嫌なやつかも・・・)
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