皆様こんにちは~♪
連休初日!
今日は学びの日だったりぃです^^
さてさてタイトル!ひらがな読みにくっ・笑
特別史跡熊本城跡 備前堀発掘調査現地説明会
に行ってまいりました♪
本日限定で30分ほどの説明が
12:30~、13:30~、14:30~の3回開催ということで
12:30~の説明会に行ってきました♪
申し込み不要
参加費無料!
説明会の現地集合だったので
12時の受付開始に間に合うように家を出ようかと
準備して~~~
あ~くん車検中のため
代車のミライースちゃんのエンジンかけてたら
娘1号が登場!!
娘1号「お天気良いしどっか行こ!!^^」
りぃ「じゃお母さんの学びに付き合う????
備前堀の発掘調査の市民向け説明会に行くんだけど」
娘1号「行きたいっ!!」
↑今どきの若者なので興味なしかと思いきや
行く!と即答!さすが我が娘・笑
ま、1号は、土木建築測量関係の仕事してるから
興味ないっていわれる方が逆に心配・・・w
りぃ「じゃ説明会に参加してからお昼でも食べよう^^」
と娘の運転で出発!!!
二の丸に車を停めててくてく歩いて備前堀へ^^
↓ここが備前堀です。
熊本城の南に位置する唯一の水堀は
いま、石垣の調査のために水が抜かれており
今後石垣の修復作業が始まると
空になったお堀に入ることもかなわないため
ワタクシ、冥途の土産にと
説明会に参加したのでございます^^
発掘調査用に設けられた仮設の階段を下りて
堀の底へ向かいます。
堀に入ると水を抜いた場所も見えていましたよ^^
ここで何が調査されていたのかといいますと・・・
2016年熊本地震で崩落したお堀の東側(飯田丸五階櫓を支える石垣西側付近)の
石垣復旧の際に、石垣と堀を保護するためには
その本来の形状を把握したうえで作業する必要があるため
堀の水を完全に抜いたうえで石垣の根元の様子を調べ記録するという調査が行われており
その調査で分かったことを市民向けに説明された・・・ということでございます。
詳細は書き始めると長くなるのですが
要約すると
石垣の根元部分(石垣の最下段)は
地山を一段掘り下げ、石垣最下段の根石を据えていたことがわかり
さらに根石の据え方は地盤の強度に合わせて
2種類の方法で行われていたことがわかりました。
笑顔の素敵な作業員の方が丁寧に説明してくださいました^^
掘り下げた部分に直接根石が据えられています。
石垣を積み始める際には丸太を敷いて根石を据える方法もあるそうですが
熊本城備前堀に関しては直接根石を据えて
その上に石垣が積み上げられていました。
また奥に見える3・4の発掘調査では(石垣に見える黒い線はお堀の水位の線です)
見学場所からは詳しく見えなかったのですが
地山を掘り下げた後、15cm~30cmほどの栗石(ぐりいし)を敷き
その上に根石が据えられていました。
同じ石垣の積み始めでもその地形や地盤の強度に合わせて
根石が置かれていたなんて
築城当時の石工さんたちはどれほど知識豊富な人材がそろっていたのかと
尊敬しかありません。
今回説明会にはたくさんの市民が参加しました。
ワタクシが参加した12:30~の時間も100名以上の参加者でした。
熊本地震で被害に遭ったことは悲しいのですが
こうして今いろいろな調査研究が行われ
今後の修復が未来の熊本城に役立つと信じて調査にあたる作業員の皆さんに
大感謝です。
そしてその様子をこうして市民に説明してくださることで
ワタクシたち市民は熊本城に興味を持ち続け
その修復を応援し、見守ることができるのが何よりも嬉しいです^^
もう、生きてるうちには踏むことのない
備前堀の底を踏みしめながら
これからの工事の安全を祈りました^^
それと↓飯田丸五階櫓の石垣南面。
修復を終えて何やら白い点がたくさん見えますが
これは修復した石垣が
今後自然災害で崩れることがないように設置されているもので
これからもずっとこのまま
石同士の接続部分を支えてくれるそうです。
さて、この備前堀の風景。。。
地震の前はどうだったかといいますと
↓2015年撮影
こんな感じで飯田丸櫓の奥に天守閣が見える絶景だったのですよ~^^
この景色が戻るまでには
まだまだ時間がかかりますが
蘇ったらまた同じ写真が撮れるように
長生きしなくちゃ^^;
説明会終了後
長女と2人でサクラマチ熊本でランチして~~~
こちらへ梅を見にてくてくてく
二の丸から三の丸への途中にある護国神社。
目の前が梅園なので来てみました^^
まだまだ2~3分咲きというところでしょうか。
春の香りが心地よかった^^
さぁ連休初日は郷土の歴史をしっかり学んだし!
明日はいよいよ「滑走屋」でございます!!
朝から新幹線でちょいと博多まで行ってまいります!!!
ではでは
今日も1日に感謝☆
おしまい。。