なぜ人は感情的になるのか? | 人生が変わった30代からの習慣

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●なぜ人は感情的になるのか?

こんにちは、小野尾です。

あなたには感情的になってしまうことがありませんか?

ついカッとなったり、イラッとしたりすることです。

私は娘とのやりとりで感情的になってしまうことがありますね。

私にとって感情的になることは後味が悪いので、避けたいことです。気をつけてはいるものの、ダメなときはダメですね。

(やらなきゃよかった・・・)と思うことがよくあります。

でも、感情的になってしまったときは、ある意味チャンスだと考えています。

「え?チャンス?後味が悪いのに??」

そう思うかも知れませんが、感情的になってしまうことは、イイ機会になるんですよ。

どういうことかを話しますね。


4歳の娘が最近よく口にする言葉があります。

その言葉を耳にするたび、

(またそれ・・・)

とため息が漏れそうになります。

躾(しつけ)の意味でダメだというのですが、何度言っても聴く耳を持ってくれません。私と娘の押し問答になります。

あまりのしつこさについ口調が荒くなってしまうんですね。

「ダメなものはダメ!!」

私はハッとして、やっちゃったと後悔する訳です。

では、私を悩ます娘が口にする言葉とは何でしょうか?

私を感情的にさせてしまう娘の言葉とは?

それは

 ・
 ・
 ・

「何か、買ってーー」です。

娘がやりたいことはできるだけやらせてあげたいのですが、さすがにこればっかりは・・・

実際に何度か、その思いに答えてはいます。

でも、買ってよろこんでくれるのはその場限り。その後で遊ぶことはほとんどありません。

という苦い経験もあるので、そうやすやすと買いたいものを買う訳にはいきません。

なので、「何か、買ってーー」と言われても、「ダメ」「買わない」というしかありません。

それでも娘は負けじと「何か、買ってーー」といい続けます。私も負けじと「ダメ」「買わない」を繰り返します。

一度ダメだと言った以上、引っ込みもつきません。

「何か、買ってーー」

「ダメーー」

の応酬です。押し問答です。

あまりにしつこいので私は口調が荒くなる訳です。

でも、口調が荒くなるのはしつこさだけが原因ではないんですよね。原因は私自身の心の中にもあるんです。


どういうことかというと、たいていの場合、感情的になってしまうのは、自分がガマンしていることを誰かがやるからです

特に無意識でガマンしていることを誰かがやっていたら感情的になりやすいものです

私の場合、娘が「何か、買って」ということに対して、感情的になってしまいました。

ということは、私は何か買って欲しいものがあっても、ガマンしてきたということになります。

実際にその通りなんです。

最近でこそ、ある程度は買いたいものは買えていますが、子どものころは全然できていませんでした。

単にお金を持っていなかったのもそうですが、親におねだりすることも全くしていませんでした。

欲しいものがあっても、「買って」の一言も言わずにガマンしてきました。

ちなみに、私だけがガマンしていたと思っていたら、実はそうではなかったんですね。兄も弟もいつの間にか、欲しいものを手に入れてたんですよ。

でも、私はうらやましがるだけで、ずっとガマンしてきました。ガマンし続けてきました。

だから、娘の「何か買ってー」攻撃を受けると感情的になってしまうのです。


このように、あなたも何か感情的になってしまうことがあったら、自分に問いかけてみるといいですね。

「もしかして、ガマンしてる?」

と。

あなたがガマンしていることに気付くことができるかも知れません。

おもしろいことにガマンしていることがあったら、それに気付くだけでいいんですよ。ガマンしていることができなくてもいいんです。

ガマンしていることに気付いてあげるだけで心の余裕ができるものなのです。

心に余裕ができたら、感情的になることも少なくなるじゃないですか?その方がいいですよね?

感情的になったら「もしかして、ガマンしてる?」と自分に問いかけてみる、ぜひやってみてください。

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