なぜ、やりたかったことをやれているのに楽しくないのか? | 人生が変わった30代からの習慣

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人生はわりと簡単に変わる。禅に心理学、論語に成功哲学、日本の歴史など幅広く学んで実践したからこそ気づけたコツを紹介しています。「自分の人生、このままでいいのかな」という漠然とした不安が解消された習慣や自分探しヒントを30代に向けて紹介しています。

●なぜ、やりたかったことをやれているのに楽しくないのか?

こんにちは、小野尾です。

私は、小学生のときに野球をやりたかったのにできませんでした。

「やれたらいいな」と、その後ずっと、やりたい気持ちを持っていました。

ようやく野球をやれるようになったのが成人してから。十年越しの思いが実現しました。

でも、どういう訳か、やってて楽しくなかったんです。

やりたいことをやれるようになったのに楽しくなかったんです。





私の小学生のころはスポーツといえば野球くらいしかありませんでした。

サッカーチームもありましたが、キャプテン翼の影響もまだそんなにないころでした。

仲のいい同級生のほとんどが野球チームに入っていたということもあり、野球をやりたいと思ってました。

でも小学生のときには野球をできませんでした。それなのに、中学でもやらず、高校でもやりませんでした。

で、ようやく実現できたのが成人してからです。父親が所属する草野球チームに入れてもらいました。

チームメンバーには私よりも若くて、小、中、高と野球をやってきた人達がいました。

私は運動神経がいいとはいえ(自画自賛でスミマセン(笑))、さすがに経験者にはかないませんでした。

やっててあまり楽しくなかったのは、そのせいだと思いました。

そこで、うまくなれば楽しくなるだろうと、本を読んで研究したり、素振りをしたりもしました。

でも、実力差は埋まっていきませんでした。

やってて楽しくないは相変わらずで、引越しをして家から遠くなったこともあり、徐々に足が遠のいていきました。

それでも野球をやりたいという思いは持ち続けていました。「野球やりたい」妖怪にとりつかれたままです。





ある日の仕事からの帰り道、私鉄の高架脇を歩いているときにふと気づいたんです。

思いがけず、頭に思い浮かんだんですよ。

「野球をやりたかった本当の理由」と「野球をやってて楽しくなかった理由」が。

私が野球をやりたかった本当の理由は実は


「友達と一緒に」


やりたかったということだったんです。

小学生のときに仲のいい同級生のほとんどが野球チームに入っていて「私も一緒にやりたかった」から野球をやりたかったんです。

で、成人してから参加している草野球ではそれを味わえなかったんですね。だから楽しくなかったんです。

別に野球じゃなくてもよかったんですよね。

それに気づいたときに「野球をやりたい」という私の思いは成仏していきました。

私に取り付いていた「野球やりたい」妖怪もどこかへ行ってしまいました。


私たちは何かをやることで「ある感情を得たい」ものなのです。もちろん、やることそのものを楽しみたい人もいます。

やることが同じでも得たい感情は人によってまちまちなのです。

たとえば「音楽をやりたい」と思ってても、音楽をやることによって得たい感情は

・音楽を作るのが好き
・仲間と一緒にできるのがいい
・聞く人に楽しんでもらいたい
・自分が奏でる音を聴くのがいい
・ストレスを発散できる

などなど、人によって違うものなのです。

だから、もし、あなたもやりたいことをやっているのに、何か物足りなかったとしたら、本当に得たい感情が得られてないのかも知れませんね。

だとしたら、ちょっと考えてみてください、得たい感情は何なのかを。

得たい感情を得ましょうよ。どうせやるなら、楽しまないとね。

こんな質問を自分自身してにみてください。そしたら、あなたの得たい感情に気づけるかも知れません^^
・やりたいと思っていることを通して、どんな感情を得たいのですか?何を感じたいですか?

・どうなれば、今やっていることを楽しいと思えるようになりますか?


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