2011年9月のクリニックニュース | おのぼり小児科・アレルギー科クリニック 毎月のニュース

おのぼり小児科・アレルギー科クリニック 毎月のニュース

神奈川県伊勢原市にある、小児科とアレルギー科のブログです。毎月クリニックの最新ニュースを掲載していきます。このニュースにご意見ご希望があればスタッフまでお願いします。

     もみじおのぼりクリニックニュースもみじ
         NO157(9月号)


《立秋もみじを過ぎたらまた猛暑メラメラに熱帯夜星空
突風台風、竜巻くもり、集中豪雨雨、地震だけでない自然の脅威。》


7月20日に関東地方に台風台風が接近し、その後梅雨寒雨を思わせる日が続き、最高気温も25℃を下回る日ダウンもありました。

8月に入っても最高気温が30℃前後で、真夏船にしては過ごしやすい日が続きましたが、晴れの日晴れが多くなってからは徐々に気温も上がりアップ、8月8日の立秋もみじを過ぎてからはまた猛暑メラメラが始まり、熊谷や群馬県では最高気温が35℃を超えましたアップ

お盆からはさらに気温が上がりアップ、18日には東京で36℃以上になり、熱中症晴れでの死者が1日で16人を数えたそうです。小田原でも37℃まで上がりアップ、最低気温も29℃で太陽晴れが昇ると直ぐに30℃を超えましたアップ

暑さメラメラのため呼吸するのもつらく感じました。その後秋雨前線が南下し、20日の土曜日は土砂降り雨、その後急激に気温が低下しダウン最高気温が20℃くらいまで下がりましたダウン 秋雨前線雨により空気が入れ替わり、北東の冷たい風台風が吹いてきたためです。

秋雨前線雨のため、あちらこちらで集中豪雨雨雷台風が見られ、福岡では突風、竜巻台風により大きな被害が出ました。1時間に100mmの雨量雨を観測したところもあったそうです。あっという間に道路も冠水波し、自然の恐ろしさ・脅威を感じました。

いまだ続く余震などの地震、気温差の激しさアップダウン、集中豪雨雨雷台風を見せつけられると年々地球がおかしくなっていると感じてしまいます。

節電ひらめき電球により東京の気温が下がっているダウンと報道されると、この震災は私たちの生活がこのままではいけない注意と教えていると感じるのは私だけでしょうか?


《今年の手足口病はいつもの年と違っていますパーあし注意

7月中旬から当院でも手足口病の流行が見られましたが、直ぐに幼稚園や小学校が終業式を迎えたことから、流行が終息すると思われましたが、その後も流行が続き、集団生活していないお子さんや赤ちゃんでも罹っています。

例年に比べ感染力が強く、プール飛行機や買い物プレゼントあるいは旅行新幹線の車中でも感染してしまっているようです。マスコミが報道していましたが、例年流行するタイプのウィルスと違ったタイプのようです注意

症状も口腔内の奥に水疱が見られ、あたかもヘルパンギーナを思わせておいて、2日後に手足に湿疹がみられ手足口病とわかる症例を多く経験しました。

しかも口腔内の所見があっても食事が全く食べられないわけでもなく、手掌や足底の湿疹はそれほどひどくないにもかかわらず、膝から下肢にかけて一面に湿疹が見られたり、陰部の湿疹がひどかったり、手足だけでなく、体幹にもひどく湿疹が出たり、中には湿疹の大きさが1cmぐらいもある水泡疹で、水ぼうそうかと思われた症例もありました。

手足パーあし、躯幹に一面に湿疹ができ、手足口病が想像できないくらいひどいお子さんもいました。口腔内の痛みは思ったほどひどくなく、例年のように飲めない・食べられないお子さんはほとんどいませんでした。まだ、流行は続いていますのでご注意ください。注意

その他の感染症は余り流行していません。汗疹、とびひ、虫さされが患者の多くを占めています。従ってこのところ暇な毎日です。9月のお彼岸までこんな感じと思われます。

9月は残暑晴れが厳しいと予想されています。運動会の練習で体力を消耗します。冷たいものの飲み過ぎによる食欲低下、暑さメラメラによる睡眠不足によるいわゆる夏バテが出やすい時期ですガーン 睡眠星空をしっかり確保しましょう。

早寝ぐぅぐぅ・早起き晴れ・朝ご飯おにぎりを合い言葉にがんばっていきましょう。アップ



《秋の花粉ブタクサが花盛りです》

7月の後半から8月はじめ涼しかったためか、例年より早くブタクサが咲き始めました。当院北側の空き地には、道路沿いに咲き乱れています。

花粉のためか、涼しいためか、鼻水汗のお子さんが多くなっています。目を痒がっている場合は花粉症と思われます。スギ、ヒノキ、イネ科の花粉に加え、このブタクサ花粉もかなり強力ですドンッ

くしゃみドンッ、鼻水汗、鼻づまりがある人は、ブタクサ花粉の可能性が高いのでご相談ください。

その他、もみじにはいろいろな花粉が飛びます。ヨモギ、カナムグラ、アキノキリン草などがその代表です。

また、ダニの死骸も増える季節です。これも鼻炎汗、喘息カゼの原因になりますので、布団を干して乾燥晴れさせ、表裏に掃除機をかけてダニの死骸やハウスダストを吸引し減らしてください。

このニュースにご意見ご希望があればスタッフまでお願いします。



メモ執筆者>
おのぼり小児科アレルギー科クリニック
院長 尾登 誠


〒259-1144
神奈川県伊勢原市池端182-1
TEL 0463-92-8080
クリニックのホームページはこちら