東武鉄道 金谷ホテル買収 | まったりトラベラーの旅行ブログ

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日本経済新聞が2016年8月30日、以下の通り報じました。

東武鉄道、名門「金谷ホテル」買収 訪日客に的

東武鉄道は2016年8月30日、栃木県の名門リゾートホテルを手がける金谷ホテル(栃木県日光市)を買収すると発表した。

投資ファンドと従業員持ち株会から株を買い取り、子会社化する。

鉄道の沿線の日光地区でも訪日外国人客が増えている。

名門ホテルを傘下に入れ、地域の観光資源を楽しむ旅行プランを提案するなどして訪日客らの観光需要を取り込む。

9月30日に投資ファンドなどから議決権ベースで計61.6%分の株を取得する。

既に保有する株と合わせ議決権比率は計63.4%となる。買収額は非公表。

買収する金谷ホテルは、日光市内で「日光金谷ホテル」と「中禅寺金谷ホテル」の2軒のホテルを直営する。

2015年11月期の売上高は14億円で前の期に比べ11%増えた。

東日本大震災の影響から回復し、訪日客の需要も追い風になり、業績は上向いていた。

日光金谷ホテルは1873年に創業し、外国人向けの宿泊施設として開業したリゾートホテル。

科学者のアインシュタインら多くの著名人が泊まったことで知られており、国指定の登録有形文化財にもなっている。

東武鉄道は沿線の日光地区で今後、蒸気機関車(SL)の営業運転を復活したり、中禅寺湖の遊覧船を新造したりするなどして地域の魅力を高めようとしている。

金谷ホテルを傘下に入れグループとして相乗効果を引き出す。


日光金谷ホテル1

金谷ホテルの前身「金谷カッテージイン」は、明治6年創業!

日本初のリゾートホテルと言われています!

創業者の金谷さんは当時、日光東照宮で働いていました。

そこに日光東照宮を観光するため、横浜十全病院院長のヘボン博士夫妻が訪れました。

当時は外国人は珍しく、家に泊めると「角の生えた子供が生まれる」と言われ、どこにも泊まる所がなかったそうです。

金谷さんはそんな不憫なヘボン博士夫妻を見捨てられず、自分の家の納屋に泊めてあげました。

それが後に発覚し、金谷さんは日光東照宮をクビになります。

それで外国人専用の宿を開業しようと思い立ったのが「金谷カッテージイン」でした。

日本を代表するクラシックホテルは、まさにホスピタリティ溢れる行動から生まれたのです!

東武鉄道に買収されましたが、そのホスピタリティは脈々と受け継がれるでしょうし、東武鉄道なら金谷ホテルをおかしな方向に変えようとはしないでしょう。

これからも歴史を伝え続けて欲しいと思います。

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