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ベン・ユーセフ・マドラサ  学び舎の記憶






に掘られた美しいレリーフ。

小窓の向こうの空間は、「学生の部屋」でした。





遥かなる地の記憶






ここは、マラケシュ旧市街、

14世紀に建てられたコーラン学校、

ベン・ユーセフ・マドラサ。





遥かなる地の記憶







マドラサとは、寄宿舎付きの神学校の意。


かつて、ここでは、モロッコ全土から集まった学生が、

昼夜、コーランの教えを学んだそう。


現在は、学校としての役割を終え、

観光用に開放されています。




遥かなる地の記憶




当時をしのばせる小さな机に書物。

学問を追求する空間に漂う、

張りつめるような空気。


コーランを学びながら、

神と向き合う学生の姿が

目に浮かぶようでした。







数多ある学生の部屋を巡るうちに、

外を望む小窓に出会いました。


モロッコらしいかわいい窓飾りに

映えるマラケシュピンクの壁♪






遥かなる地の記憶





勉強にいそしむ学生も

この小窓に癒されていたのかも、しれません♪







次回は、ベン・ユーセフ・マドラサの

美しいパティオ(中庭)の様子を

お届けします♪





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