6.2.13 コンサート (2013年5月5日) | 音楽日記 & バンコク日記

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$― 音楽日記 ― (台湾、香港、韓国、英語 等)-6.2.13

 6.2.13 コンサートに行ってきた!! 5月3日~5日公演の最終日。6.2.13コンサートは1996年1月9日に5万人集客したタイ音楽史上伝説のコンサートといわれる6.2.12の再集結コンサートにあたる。17年後のコンサートとはいえ、チケットは3日間5公演で15分で完売という盛況。そもそもの96年の6.2.12というコンサートの名前は「歌手6人(グループも含む)×2=12」という6人が集まれば2倍になる意味で、今回の再集結はさらに1を加えた「6.2.13」となっているが、「6.2.2.24」くらいでも良かったと思うんだけどね(笑)。

 出演は、TinaことChristina Aguilar(クリスティーナ・アギラー)
     J Jetrin
     Tata Young (タタ・ヤン)
     U.H.T.
     Nat こと Nat Mylia(ナット・ミリア)
     Mos ことMos Patiparn(モス・パティパーン)

 96年にすでに人気を確立していたTina、J Jetrin、Mosにデビューして数年というアイドル全盛のU.H.T.、Tata Young (タタ・ヤン)とデビューしてすぐのNat Myliaで行われたが、
17年が経過した今、Christinaは2011年にデビュー20周年コンサートを大成功させ、17年経てもDancing Queenという地位に君臨、Mos、Natともにミュージカルやドラマ等の演技を中心に活動し、U.H.T.も1人はThe Star以降MCで成功。と、それぞれの17年があるのだが、この17年で1番成功したのが間違いなくTata Young。Tataは、この古巣のGrammyからSonyへ移籍し、日本を含む世界デビューし、タイの歌手としての代名詞的にもなった。タイでソロ女性として初めてのスタジアムコンサートも成功。その後、病気で活動を控えてはしまったが、タイを代表する歌手としても影響力はいまだに健在だ。

 コンサートは当初の開演予定時刻から30分送れてスタート。シルエットから全員がステージに現れてからNatが出てきてコンサートがスタート。Nat、Mos、Tata、U.H.T.、Tina、Jと歌ってみんなで揃って挨拶をしてからそれぞれのパートへ移る。そして、Nat、Mos、U.H.T.、Tina、Tata、Jの順で歌ってエンディングでみんなで歌って3時間45分!!

 一番感動したのはTata Young。あくまでも女性のトリはGrammy1番のTop女性歌手のTinaだろうと思い、Natの次の女性はTataだろうと思ってたところ、Natの次にTinaが歌い踊り魅了し、そしてその直後にTataが登場。バラードを2、3曲歌って歌で人を魅了する。で、Mosが出てきて90年代後半に2枚のアルバムを出したMos&Tataのコンビで1曲歌ってからDance解禁。で、移籍後のDhoom Dhoomも歌う。体調は完全復帰してないのだろうけど、魅せるところは魅せる。
何と言っても、Tata Youngを応援する古巣Grammyのこの復活演出に感動してしまった。

 もちろん4人のお抱えの男性ダンサーとともに魅了したTinaやローラーブレードを履いて歌ったMosも最高だった。特にMosは奥さんと大好きな御嬢さんが来てたからすごいハイテンションだったし。Natはキレイで美しいのにダンスにはキレがあったし。U.H.T.とJに関してはコンサート前に全く知らなかったのだが、タイフェスティバルで大合唱する曲の1つがU.H.T.の曲だって初めて知ったし、なんかBackstreet BoysやTake Thatのリユニオンって感じ。

こんだけいろいろな人がいてもちゃんとキャラクターがしっかりしてるから、Tataなんかは最年少だから勢揃いした時とかは可愛らしさを出す。多くのスターを抱え、実際対抗馬のRSを突き放したグラミーだけにたくさんのスターがいてもキャラクター分けがちゃんとなされてる。

DVDの収録も兼ねてたので、もちろんDVDが発売されたら買うし。

みんなどの曲も大合唱。足が棒になって帰宅しました…(笑)


チケット発売前に行われたParagonでのイベント