Hins張敬軒(ヒンス・チャン) / Urban Emotions | 音楽日記 & バンコク日記

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Hins張敬軒(ヒンス・チャン) / Urban Emotions Urban Emotions
 7月にリリースされていたHins張敬軒(ヒンス・チャン)の「Urban Emotions」。購入はだいぶ前なのだが、やっとでUP。今年はじめに香港コロシアムで行われたコンサート「酷愛張敬軒2008演唱會」も好評だったこともあり、だいぶ早い展開でのNew Albumとなった。(まだコンサートのCDもUPしてないのに←DVD出る前に購入したのに…)

 香港人の友人も良いと薦めいたので気になって聞いたら、やはり良い。それもそのはずAlvin Leong、The Invisivle Menが3曲ずつ。CY Kongが連名で2曲、それにKhalil方大同も楽曲提供と、香港の実力どころを採用。むしろ、この面子で良いアルバムができなかったら香港は衰退でしょっと思うのは僕だけだろうか。そこは大陸出身で広東語・北京語堪能だけあってその後の大きな北京語市場進出を目指しレーベルUniversalもかなりPushをしている。

 アルバムは全14曲(Bonus Trackを含む)で広東語14曲と北京語2曲。個人的には「鬧鬼愛情」がお気に入りかな。Bonus TrackにはRihannaのHate That I Love Youが広東語、北京語で収録されている。

 正直にいう、Bonus Trackはレーベルの意向だろう。しかし不要。発音的に、Rihannaの気の強そうな英語には広東語の方が合っているが、HinsのVocalはNe-Yoの真似(カラオケ)に過ぎず、デビュー当時に「香港のJay Chow」といわれ、結局はそこまでSinger-Song-Writerでなく裏切られた感があったのと同じ期待外れ感は否めないかな。結局、この人の個性は何なのって言われてしまうと、歌の美味い北京語と広東語の堪能な子というだけで、もう6、7枚目になるのにアーティストっぽさが見えないのが正直かな。