Eason陳奕迅(イーソン・チャン)/不想放手 | 音楽日記 & バンコク日記

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Eason陳奕迅(イーソン・チャン)/不想放手 不想放手
 Eason陳奕迅(イーソン・チャン)の08年最初の作品は北京語Album「不想放手」となった。北京語作品はかなり質のよいアルバムを作るEasonだが、北京語作品で前作となる「認了吧」がいささか広東語曲の北京語カバーという感があっただけに、購入前に不安のある作品でもあったが、聞いたらいつもの北京語のEasonでかなり質がよい。

 このアルバムは英語曲1曲を含む全11曲で、全曲を近年よく組むJim LeeがProduce、CY.KongをA&Rに固め、05年の北京語作「怎麼樣」のようなセッション色の強いアルバムになっている。Khalil方大同、倪子岡(NESE)が楽曲提供をしているが、R&Bっぽさはなく、結果としてこれがアルバムの落ち着きになっている。
「臭美」、「路...一直都在」が気に入ってるんだけど、渋いかな。

 近年、香港の音楽賞に対していろいろ不満を公言しているEasonだが、狭い香港では多少商業的要素を受け入れ、広い北京語市場では作品を追求している感があってやはり北京語作品の方が好き。
今年は台湾金曲奨の受賞がなかったEasonだが、やはり金曲奨を受賞してもおかしくないレベルの作品である。

 また、アルバムは絵本形式になっていて、図書館の貸出用札のところにCDが入っている。北京語市場をターゲットにしてるのだが、香港Cinepory発行で、香港らしいCDになっている。その為、そう長く生産されないと思われます。