台湾盤、日本盤スローしようと思っていたA-Yue張震嶽（チャン・チェンユエ）の07年のアルバム「OK」。思わず買いに走ってしまったのは、飛行機の中で聞いたTanya蔡健雅が参加した「思念是一種病」に感動したからだ。
A-Yue張震嶽の甘くSweetな声だけでもOKなのに、Tanya蔡健雅を招いたところが正解。Tanyaの独特なおちついた声が入って、曲がさらに落ち着き、心染み入るもモノになっている。
アルバムは全10曲で、1曲別Versionが収録。もちろん、Singer-Song-Writerとして有名なA-Yue張震嶽が作詞作曲を行っている。アルバムは近年のA-YueらしいBandメイン。Hip Hop調の曲もあるが、全体的にGrooveで上手くまとめた大人の音楽。多分、ターゲットが高いのだろう。台湾でも人気の日本の歌謡曲調もあるし、ギター弾き語りもあし、台湾原住民族の言葉を曲中に入れた曲もある。
これだけいろいろな音楽的要素が詰まっているにも関わらず、1枚のアルバムに仕上げてしまうのが、A-Yueの活動の広さであり。正直さすが。 カッコイイ アルバムだ。