我要快樂?
太美麗日本で北京語の音楽を楽しんだ人にとっては事実上05年12月29日にリリースになった王力宏の「蓋世英雄」で始まった06年。1年を振り返ると、とても良作に恵まれた年だった。
今年最高傑作は間違いなくA-Mei張惠妹(アメイ)の新アルバム「我要快樂?」1月の「人質」の先行オンエアでまず感動して、アルバムを手にして「平常心」、「海闊天空」に感動した。今年いろいろとCDを購入したが、常にこのアルバムはCD棚の一番前でいつでもA-Meiの歌声に浸れるようになっている。さすが天后と呼ばれるA-Meiだけあり、歌のうまさが前面に出た作品。A-Meiは最近Musicalを行っている。旧正月あたりにデビュー10周年コンサートの噂もある。5月の金曲奨が楽しみだ。
また、JJ林俊傑(リン・ジンジエ)の「曹操」、F.I.R.の「飛行部落」、Penny戴佩妮(ペニー・タイ)の「i penny」、FanFan范瑋琪(ファン・ウェイチー)の「我們的紀念日」と、10万枚レベルの中堅の歌手がこぞって良い作品をリリースし台湾を中心とした北京語音楽業界の層の厚さを感じさせた。
一方、大物歌手は、5月に移籍第一弾「舞嬢」をリリースし、更にアイドルからトップスターになったJolin蔡依林(ジョリーン・ツァイ)。じょぃnは旧巣Sonyから出たRemix盤がヒットしたり、Duet曲がヒットしたり本当にヒットチャートで活躍した年だった。また、Black Biscuitsの時に比べたら別人なくらい歌手として歌が上手くなり、更に脱アイドルに成功したVivian徐若瑄(ビビアン・スー)の最新作「Vivi and...」 歌手としての活動を確実なものにした。
06年の大きな出来事の一つは台湾R&BのGod FatherといわれるDaivid陶喆(デビッド・タオ)の「太美麗」がリリースされた点だ。市場のDaivid陶喆に臨むR&Bという期待を充分に含んだアルバムだったため、台湾で大ヒットした。
一方で市場の期待に沿った良い作品を出す大物もいれば、その反面、Coco Lee 李玟(ココ・リー)の「要定你 just want you」、Jay周杰倫(ジェイ・チョウ)の「依然范特西」は、ちょっと期待しすぎたかなぁといった作品で個人的には残念だった。
12月22日に3年ぶりのアルバム「1087」リリースされたElva蕭亞軒は、05年秋からの契約問題でいろいろあったが、06年良く頑張りリリースにこぎつけた事にまず評価。正直、Elva蕭亞軒レベルの大物がレコード会社からあのような扱いを受けた事自体に僕は不満だし、A-Mei張惠妹(現在無所属??)、那英、Yan-Zi孫燕姿(Capitol)、Sammy鄭秀文(東亞??)と移籍が続いたのにも理解できる。
台湾R&B界は、Gary曹格の「格格Blue」、Nicky李玖哲(ニッキー・リー)の「Baby是我」といった何度も聞きたくなるSmooth R&Bな作品に恵まれる一方で、05年夏にリリースされた「快樂」が台湾では発売されなかったZ-Chen張智成の「愛情樹」のようにアルバムがリリースできず、署名運動が起こった作品もあり、作品の質が向上しているにも関わらず、売上げには結びついていないのがネックでもある。
アルバムではないが、金曲奨を受賞したTenya蔡健雅(タニア・チュア)のベスト盤「T-Time」に収録された新曲「Love Beautiful」もすごく良かった。