昨年末から今年始めにかけ台湾をはじめ中華圏で大ヒットGary曹格の「格格Blue」の日本盤が6月後半に発売されました。
対訳を求めてる方にはぜひコチラをオススメします。 日本のHP
下記は3月21日に書いたこのアルバムのコメントです。
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格格Blue
台湾のラジオで大ヒットしたGary曹格の「Superwoman」。カバー曲でそもそもは89年にリリースされたKaryn White のデビューアルバムに収録された「Karyn White」から全米8位とヒットした曲。Karynが「I am not your superwoman」と歌ったのに対し、Gary曹格は「you were my superwoman」とサビの歌詞を変えて歌っている。このSuperwoman自体作曲者のBabyfaceが01年の来日公演で歌っていた曲なので、男性が歌うことに抵抗はないのだが、Babyfaceはどういう歌詞で歌ってたっけか??
さて、このアルバムのGary曹格は79年マレーシア生まれ。幼い頃に両親が離婚し、9歳からカナダ、15歳からニュージーランドで生活している(居場所が無くて海外に出されたのかもしれないね) 18歳でAaron郭富城の99年に出した「Ask for more」に3曲作曲し、01年にデビュー。(このジャケットの写真は当時の韓国の流行っぽい) その後、黄品源、光良といった歌手に曲を提供し、今年1月に内地(大陸)先行で2枚目のアルバム「格格Blue (内地では別のタイトル)」がリリースされた。(アルバムジャケットには12月リリースと書いてある為、時期がずれたのだろう)
アルバムは11曲収録で1曲目が前述の「Superwoman」で最後も「Superwoman」のカラオケで締めくくっている。その他の10曲はGaryが作曲、全ての曲で製作に参加している。全体的にはSmooth R&Bだ。「笑我笨」「燭光晩餐」「數到五答慶我」「沈默玩具」とMelodyのキレイなSmooth R&Bな曲が多く、僕は気に入っている。欲をいうならば、アルバムの最初と最後を飾るSuperwoman。個人的にはこの頃のR&Bが好きだから良いのだが、この曲に負けないくらいの宣伝効果のある曲を自身で作曲して欲しかった。が、次回に期待。
台湾市場の面白い点は今回のように良いセンスを持った歌手が世界中、全中華圏から集まることだろう。
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