曹操(赤盤はDVD付き限定盤)
シンガポールのシンガーソングライターJJ林俊傑(リン・ジンジエ、JJリン)の1年振4枚目のアルバム「曹操」。曹操はあの三国志の曹操だ。前回の「編號89757」も最高だった(その記事はコチラ) それだけに今回も期待があったのだが、その期待を裏切らない内容だ。
JJ林俊傑は80年シンガポール生まれ。シンガポールで音楽学校に通い、歌手としては03年に「樂行者」でデビューした。04年の台湾金曲奨新人賞を受賞しているが、実はA-Mei張惠妹にとって初めての台湾金曲奨を受賞した01年のアルバム「真實」に収録された「記得」を作曲したりと実はキャリアは長い歌手だ。
前回のアルバム「編號89757」が「1千年後のロボット編號89757と人間との愛」を表現したアルバムだったからか、今回は非常に”人間臭く”聞こえるのだが、前回のキャラが強いからか、人間というより人間になろうと努力をしている”妖怪人間ベム”っぽく聞こえてしまう。今回はどちらかというと2枚目の「第二天堂」(その記事はコチラ)に似ていてMelodyが主となっている。
アルバムは英語Version1曲を含む前11曲で、先行EPに収録された「進化論」も収録されている。1曲目は「サランヘヨ 只對你説」から始まり「サランヘヨ means “I Love You”」と歌っている。JJ林俊傑も韓流ブーム??と思ったら、作詞はJJ林俊傑となっているがThanksを見るとJJ林俊傑の兄弟が書いた様である。その他、「曹操」のようなお得意のラインもあったかと思うと、今流行の中華風な「熱能生巧」もある。個人的には「原來」「不死之身」といった中盤の流れが気に入っている。