認知症介護は笑顔の魔法で⑵~筋肉から伝わる幸せ | 大人のおんがく室♪from 東京

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時に寄り添い
時に背中を押し
いつもそばにいてくれる

ようこそ!
心と体が笑顔になるおんがく室へ

家族の介護に携わっていると

笑う気になんかなれない…と

思うことも多いですね。

 

 こんにちは

 武石 久美子 です

 

土曜日のブログで

 

怒りをぶつけてくる要介護者も、

まず介護者が笑顔を見せることで

つい笑顔になりたくなるはず…

 

という

鏡(ミラー)ニューロンの働きを

ご紹介しましたが↓

この状況でどうすれば笑えるの?

というお悩みをお持ちの方に

 

本日は少しでもヒントになれば…

と思っています。

 

そのヒントとは

「口角を上げる」です。

 

このことについて

よく聞く言葉が「脳のカン違い」

ですね。

 

気分は沈んでいても口角を上げて笑顔を作ることで、脳は「楽しい、幸せだ」とカン違いをして本当に気分が明るくなる、

 

というもの。

 

イラスト提供:イラストAC W.Wingさん

 

現段階で、この根拠については

よく分かっていませんが、

いくつか研究結果が出ています。
 

口角を上げる調査…被験者はうつ度が低下した。

口角を下げる調査…被験者はネガティブな気分に傾いた

参考:受動的表情変化で惹起される感情の脳科学的研究(東京医科大学医学部)

「口角の指示なし、口角上げ、口角下げ」の3条件で行った調査で、口角を上げることは不安減少と注意力向上に効果があることが示唆された。
参考:日本体育学会大会予稿

 

筋肉への刺激によって血液の流れが良くなり、脳への酸素供給が増え、各種ホルモンの分泌が活発になる。

参考:あたまナビ(株式会社わかさ生活)

筋肉にはホルモンを分泌する働きがあり、そのひとつ「イリシン」は血流に乗って脳に運ばれると、神経細胞を活性化する物質を分泌すると考えられている。
参考:NHK健康チャンネル

理屈っぽいので読み流して下さいね

 

今の段階で

はっきり分かっていることは

 

脳が幸せを感じる→笑顔になる

笑顔になる→脳が幸せと感じる

 

という2つのルートが同時に、

ヒトに存在している事実です。

 

そして、

 

笑顔になろうと思ったら

苦笑いでもいいから口角を上げる

口角を引き上げるのは「大頬骨筋」です

 

それだけで良いみたいOK

 

こんなに満面の笑みでなく、(プラス転換ラボ 主催の小粥京子さんと)

 

この程度の苦笑いで十分OK

 

介護する側が

少しでも負担なく

少しでも楽しい気持ちで

自然な笑顔になれるよう

心身が倒れてしまう前に

誰でもなく自分のために

それが一番大切なことです。

 

 

 

最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

 

 

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