本日は
武石久美子公式LINE過去記事から
反響の大きかった記事のご紹介です。
♪ こんにちは
武石 久美子 です ♪
アメリカのミネソタ州にオーフィールド・ラボラトリーという施設に「無音室」があります。
ここで「無音状態におかれた人」
の実験が行われました。
画像提供:写真AC パンダの中のパンダ さん YouKou さん
↑吸音材や防音ボード、でなく
完全に音を遮断するため
特別に設計された部屋です。
一般的に私たちは
静かで落ち着いた空間が望ましい
と思っています。
ところが実験では
「あまりにも静かな空間に人は45分以上いることができない」という結果が出たのです。
へぇ~~
先週行った北海道の静かな風景
実はコレ、
人は普段、常に何かを聞きとろうとしているので、無意識が一種のパニックを起こすため、
なのです。
「音が無い
=無意識に求めるものが無い」
という世界は、
人を不安な気持ちに
させてしまうのでしょうか?
こちらの写真も北海道ですが、美しい風景の中で静けさに感動していたつもりでも、無意識に音を聴いていたのですね。
そしてさらに面白いことに、
音のない空間にしばらくいると
- 食べ物を消化する音
- 自分の心臓の音
- 内臓が動く音
などが聞こえてくるのですって!
そして、
「こういう音も音楽だ」と考えて
斬新な音楽を世に生み出したのが
「4分33秒」で有名な
ジョン・ケージです。
この話は、また別の機会に…
焦った無意識が
音を探し求めた先にあったのは、
自分自身の体内音だというオチ。
もしかしたら体内音は、
胎内音の記憶を呼び覚まし、
私たちの心を
落ち着かせる役割を担っている、
のかもしれませんね。
最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
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