湯水のごとく…という言葉 | 大人のおんがく室♪from 東京

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蛇口をひねれば水が出るのは

当たり前の日常生活。

 

 こんにちは

 武石 久美子 です

 

それがいかに

有り難い」ことであるかを

今年になってからの報道で感じます。

 

そして同時に、

一人の神父さまから聞いた話を

思い出しました。

 

朝ミサでのオルガン当番の日

 

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《神父さまのお話》

 

イスラエル出張でのこと。

知人宅で水を飲んだ時、コップの底にほんの少し残った。

「水が残った」という意識もないまま、友人と楽しく会話をしながら、何気なく残ったコップの水をシンクに流した瞬間…

 

友人の顔色が急に変わって、「キミはどうして水を捨てるのか?!」と大きな声を出されて驚いたと同時に、気づかされたことがあった。

 

イスラエルは乾燥地域が多い国。

こどもの頃から水を無駄にしないよう教えられ、少雨でガリラヤ湖の水位が下がりでもすれば、深刻な問題になる国。

※現在は海水淡水化プラントの技術が導入されています

飲める水を掃除やトイレに使っている日本は、世界的には数少ない贅沢な国なのだ。

 

丸ブルー丸レッド丸ブルー丸レッド丸ブルー


そして、以前読んだ

曾野綾子さんのエッセイには

 

「日本人は水と平和はタダだと思っているが、どちらも大金を積んで手に入れなければならない国はいくらでもある。大金がなければ(例えある人でも)、命の安全を脅かされながらの生活を送っている人は、予想をはるかに超えて多い。」

 

という内容の章があったのですが

 

神父さまの経験談と併せて

「そういうことなのか…」と

理解を深めた次第です。

 

昨年6月 札幌大通公園の噴水

 

ここ数年で私たちは

 

「水も平和も安全もタダではないし、当たり前でもない」

ということを十分に知っています。

 

「惜しげもなくどんどん」

の意味で使われる

「湯水のごとく」という言葉も、

 

これからは

「大切に」の意味をもつ言葉として

使われていくかもしれませんね。

 

 

能登地方の水道が

一日も早く復旧することを

心から願います。

 

 

 

最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

 

 

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