花菜園里山便り -449ページ目

あまおと



朦朧とした意識の中に

遠くから

リズミカルな音が近づいてくる


確かめるように

意識の中に刻み込まれる音


ああ・・ 

雨が降っている・・・


穏やかに雨の降る風景を

今朝の心は すんなり受け入れている


雨の日は好き


水溜りに落ちる雨の粒が 水面に輪を描いて

とめどなく 生まれては 消える


葉を濡らし 溜まった水が 葉の先に集まり

水晶玉のように丸く光って すっ と 落ちる


窓辺で そんな光景をぼんやり眺める


時に 雨音は

沈んだ心を 慰めてくれる

熱く燃える心を 冷ましてくれる

踊る心を 静めてくれる

逸る心を 抑えてくれる



今日の雨は

今日の

どんな想いに 

沁みていくの・・・・・?


    

          

水木の花とホトトギス初啼き


     今日も暑かったですね


     山の風景も一気に深い緑色の青葉になりました

     そして白い木の花 水木 ミズキ が目立ちます

     こんなに見事に 雪が積もったように真っ白に花を咲かせています


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     高い木の葉の上に花を咲かせるので見上げるような感じです


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     水木は こちらでは アカンジの木とも呼ばれます

     葉を落とした木の枝も木の芽も赤くなるのでそういうのでしょう

     

    お正月14日には とんぼ団子という 赤や緑に染めた団子を作り アカンジの木に刺して

    神様にお供えします 

    とんぼ団子は 繭玉団子という地域もあるそうですね

    お正月の楽しい風習です

    そして アカンジの木の芽が鍵の手の形をしているので 芽と芽を引っ掛けて引っ張り合いをして

    遊びました アカンジの木の懐かしい思い出です


    そして 初夏の素敵な鳥

    ホトトギスの初啼きを聴きました  杜鵑 不如帰 時鳥 と書きますね


    その年に初めて聴くホトトギスの啼き声の 忍音・しのびね  は 今日がそうですが 

    ホトトギスの大きな声を忍音とは それも風流の粋でしょうか


♪ 卯の花の 匂う垣根に ホトトギス早も来啼きて 忍び音漏らす 夏は来ぬ


    泣き声を てっぺんかけたか   とっきょきょかきょく  はよく知られていますね

    森の木々から  山から山に木霊する大きなにぎやかな啼き声が初夏を告げます


    その啼き声は 早朝から夕暮れて 夜中までも啼き続けます その啼き声は悲痛にも聴こえます

   

     ”啼いて血を吐くホトトギス”  といわれるほど 熱く激しく 情熱的な鳥ですね 

     

     すぐ近くの木にいて 気配はして すぐ近くで啼いているのに 姿が見えないのです

     去年も 何度も近くまで行って姿を観たいと想っても

     「声はすれども姿は見えず」 なので 恋しい想いがますます募ります


     青葉の陰で見えなくていつも心残り・・・  今年こそ 会いたい ホトトギス


    追記


    ホトトギスは 子規 とも書きます

    俳句雑誌『ホトトギス』 は 正岡子規の名前から

    

    正岡子規は カリエスと結核を患い喀血を繰り返し 34歳で亡くなりました

    雅号の 子規 は ホトトギスの別名

    血を吐くまで啼き続けるホトトギスに喩えて自分の身に重ねたのでしょう 

   

    追記につきましては ブログの 「ハチマキ・キヨッペ」さんに教えていただきました

    ありがとうございました


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今宵は十六夜

     



月齢15.22 十六夜の月が見えてきました

     

夕暮れは厚い雲が出ていましたので月が昇っても隠れてしまいます

21時ごろ外に出てみました 紅い大きな月が出ています

雲に隠れたり 出たり きれいな月でした
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  十六夜は

 

  躊躇いの月


  奥ゆかしい 月


  躊躇いも

  遠慮も

  心得ているけれど

  あなたに

  告げたい想いがあります

     

  誰にも言えない

  大切な

  恋ごころ

     

  ああ でも やはり

  胸のうちにとどめます

  今宵は十六夜

  躊躇いの月


  躊躇いのまま 胸に秘めます

     

  これから

  日毎に月は 欠けてゆくけれど

  わたしの想いは

  満ちるばかり