人の行く道 母の認知症始まり
母の認知症が進んでいます
それは 歳を重ねて 長い日々を過ごして
精一杯活動していた大きな宇宙が
本当に必要なだけの空間が息づいていくように
もう 要らなくなった部分は消えてゆくのでしょうか
それは 神様のご褒美とも言えるでしょうか
子供に戻り 自我の世界に入っていくような・・・・・
若い頃の思い出の日々を追いかけるような・・・・・
「気持ちが荒れてしまう時があるのよ」 と 涙目でいう母
正常な意識と 自制の出来ない言動と 無意識の時に悩んでいる
自分の心の舵が 自分で操れないことに戸惑う母が 哀れで 悲しい・・・
元気で 行動的で 旅行もたくさんして
精一杯生きてきたから 悔いのない いい人生だったと思う
健康に生んでくれたこと それも何よりの感謝
そして
今 目の前に居る母は もう 力なく ほほえんでいる
いつからか
少しずつ 認知が進んでいることは気付いていたけれど
いよいよ
現実を受け入れる心構えをしないといけないみたい
そう 自分に言い聞かせる
今日のわたし
母の姿は哀しいけれど それは避けられない人の行く道
母の姿を正面から見つめて
これからの自身の行く道を見届けなければならない
それがこれからのわたし
その心構えを
母は
教えようとしているのかもしれない・・・












