セリバオウレン
セリバオウレン 芹葉黄蓮
花言葉 : 美徳 魅了 揺れる心
ユキワリソウのように早春の妖精(スプリングエフェメラル)といわれる花の一つ
杉林の樹下に群生して一面に真っ白な花を咲かせ うっすら雪が積もったかと想うような景観です
黄蓮には他に 菊葉黄蓮 三つ葉黄蓮 梅花黄蓮などがあります
セリバオウレンは根が黄色くて胃腸薬です
干して 煎じて飲みますが それはそれは苦いそうです
思い出すのは
お嫁に来た頃 おばあちゃんが毎日飲んでいました
少し大きめの湯飲みに乾燥させておいたひげ根を一つ入れて 熱湯を注ぎ 少し間をおいて
薬効成分が沁み出したら飲むのです
オウレンなんてまるで知らない頃 不思議に想って見ていました
胃が悪く辛いのを我慢していたのでしょうね
野ばらが嫁いで次ぎの春胃がんを発病して その次の春には遠くの国へ旅立ってしまいました
一年数ヶ月のおばあちゃんの思い出です
オウレンの白い花
おばあちゃんが教えてくれたオウレンの効用です
花後の実はこんな感じ
ビオラ パンジー
ビオラ
花言葉 : わたしのことを思ってください 少女の恋
地域の小学校に咲いていた可愛いビオラ
もうあと一年でこの小学校に 新しいランドセルを背負った一年生の顔は見られなくなります
綺麗に咲いても迎える子供たちの居ない校庭に この花は次ぎの春も咲くでしょう
時の流れの中で 変わり行くもの 変わらないもの・・・・・
ビオラとパンジーの違いは花の大きさ
パンジー
花言葉 : 物思い 思慮深い 心の平和 思想
このパンジーたち 2007年に信貴山朝護孫子寺を訪ねた時 バス停の待合所に咲いていたのです
そのときも一人旅
奈良と大阪の境 中世の絵巻物に描かれた信貴山に ただ訪ねたい一心で見知らぬ土地を訪ねました
心細くもあり 夢が叶った満足感と そのときの想いも甦り そんな情熱もあったことが懐かしいパンジーです
時空を越えて 遠い信貴山のパンジーとこの地のビオラがこのページで出会えました
偶然も必然 出会いのご縁です
仏の座
ホトケノザ 仏の座
別名 三段草
花言葉: 調和 輝く心
仏の座 命名した方の観察眼は素晴らしい
葉の形を仏の座すハスの花に見立てた名前
春の陽だまりに赤紫の花を咲かせ 花言葉の「輝く心」というのに相応しい
野原のあちらこちらに 空き地のここにも どんな草とも仲良く咲いている 「調和」も似つかわしい
この花を見るともうとっくに亡くなった隣のおばあちゃんを思い出すのです
いつも縁側に座って日向ぼっこをしている隣のおばあちゃん
お嫁に来たばかりのわたしは昔話が聴きたくておばあちゃんの横に座ります
おばあちゃんは待っていたかのようにニコニコと迎えてくれました
すぐ近所の家に生まれて ここに嫁いで90年以上ここで暮らしてきたおばあちゃんはここの古くからの風習も言い伝えも知っていて生き字引のような人 いろいろ話してくれます
嫁の立場で 隣に行き話し込むのは限られたひと時でしたがそんな話を聴くのが楽しみでした
あるときわたしの大きな手 長い指 ふっくらした手のひらを見て 水を溜められる”仏様の掌”だと言ってくれました
えっ!意外な言葉 そういう見方をしてくれたことがうれしくて 女性としては大きな手が少し引け目だったわたしは
それからは堂々と人前に出しても恥ずかしくなくなったのです
いまもおばあちゃんが住んでいた隣の家の空き地にはこの仏の座は春になるとたくさんの花を咲かせ一面ピンクに見えます
家はおばあちゃんが亡くなった後廃屋になり 数年前に取り壊されて更地になってしまいました
けれどわたしの中には おばあちゃんの笑顔とそして話してくれたいろいろなことは亡くなってはいない
冬の風と春の陽射しのいまごろ 春が巡り来たことをいち早く感じて咲き 秋になっても繰り返し咲く仏の座
おばあちゃんの笑顔に重なります











