□■□ 『~個別指導塾 Only~ 雲雀丘花屋敷教室 1:1 個別指導塾』のブログ ■□■
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おはようございます。
個別指導塾 Onlyです。
今回から3回にわたり、大学入試制度についてお伝えさせていただきます。
今回は、国公立大学の入試制度についてです。
なお、高校入試制度については、前回までの記事をご覧ください。
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■大学入試制度概要(1) 「一般入試・国立大学」
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<大学入試共通テスト:旧センター試験>
国公立大学を受験するためには、大学入試センター試験を受験しなければいけません。
『学力の3要素』(1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と 協働して学ぶ態度)を判断するもので、センター試験はオールマーク式の試験でだったことに対して大学入試共通テストは一部記述が含まれます。
日程は1月13日以降の最初の土曜日・日曜日が受験日になります。高校でのテストの点数や内申点は全く考慮されません。東京大学を受験する生徒でも大阪市立大学を受験する生徒でも、神戸市看護大を受験する生徒でも、全く同じ試験を受験します。
大学入試共有テストは高校の教科書レベルの理解元に『学力の3要素』を測定するもので、難問・奇問は出ないように考慮されています。得点率も60-65%で収まるように設定され、科目間の得点差が20点以上あった場合には(例えば、世界史Bが難しく、平均点30点で、日本史Bの平均点が60点だった場合など)得点調整がなされることもあります。当日、病気やケガなどやむを得ない理由で受験できなかった生徒には追試験の受験もあります(ただし、追試験の問題は難しい問題も多く、よほどの理由がなければ必ず本試験を受験して下さい。)
以前のセンター試験では毎年50-60万人の生徒が受験する一大産業のため、各予備校を中心にセンター試験対策の教材・模試などは溢れるほどあります。こちらのブログでも、別の機会にはセンター試験対策の振り返り、そのノウハウがどのように共通テストに活かせるのか、特に業界人でしか知らなかったり外に出しにくい情報をいずれ掲載します。
以前のセンター試験の配点は基本的には、
英語200点(リスニング30分50点、筆記試験80分200点の合計250点を200点に圧縮)
数学IA60分100点・数学IIB60分100点、
国語80分200点(論説50点、物語50点、古文50点、漢文50点)、
理科60分100点、社会60分100点
を中心に志望大学や志望学部ごとに、傾斜配点を行います。
この一次試験の得点に、各大学独自に行う二次試験(2月中旬から末に実施)の合計得点から合格者が算出されます。ちなみに、英語・数学・国語はどの国公立受験者も必須というケースがほとんどですが、理科・社会の受験制度が近年大幅に変更しているため、各志望校や滑り止め校の理科・社会の制度を調べることは必要です。
例えば理科は「生物基礎・生物」、「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」・「地学基礎・地学」に分類され、文系の国公立大学は「基礎2科目、または発展1科目」が一般的で、理系の国公立大学では「発展2科目」が一般的です。
文系・理系の中間的な存在と言える看護・医療・栄養系でも国公立大学では「発展2科目」が一般的で、次に「基礎2科目または発展1科目」、公立大では「基礎2科目または発展1科目」が一般的と志望大学・学部により大きく異なるため、必ず確認しましょう。(ちなみに、理系学部の国公立二次試験ではほとんどの場合、理科が必要です。その場合、難関大や医学科が「基礎と発展2科目」に対して、医療・看護・栄養系を含むその他の理系学部では「基礎と発展1科目」が一般的です)。
また、社会では日本史・世界史・地理・倫理政経(倫理と政経が合わさったもの)・現代社会・倫理・政治経済に分かれるのですが、大学によって受験科目が大きく異なります。
日本史・世界史・地理・倫理政経に比べて現代社会・倫理・政治経済は圧倒的に範囲が狭いのですが、社会1科目選択を現代社会・倫理・政治経済から選択可能な大学もあれば、日本史・世界史・地理・倫理政経からのみ1科目選択させるなど、大学により異なります。
また日本史は日本史Bと日本史Aに分かれ(世界史も世界史Bと世界史Aに分かれ、地理も地理Bと地理Aに分かれます)、日本史Bが日本の歴史全てが範囲になるのに対して、日本史Aは19世紀以降を中心とした近現代の日本の歴史のみが範囲になるなど、その範囲の幅が圧倒的に違います。いくつかの大学では日本史Aや世界史Aで受験できる大学もあるため、必ず事前に確認する必要があります。
上記のように一次試験の科目・配点は各大学によって異なることに加えて、二次試験の科目や配点も大学によって異なります。また、同じ大学でも学部や学科によって大きく異なります。例えば、二次試験では面接や小論文しか設定していない学部もあれば、同じ大学で英語のみの二次試験、別の学部では英語と数学が必須と異なることがあるため、きちんと確認する必要があります。
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<二次試験>
一般的には二次試験は記述式がメインで、偏差値の高い大学になればなるほど、問題も難しくなり、二次試験の科目も増えてきます。数学は理系では数IIIが必要な大学がほとんどで、英語はレベルが上がるほど英文和訳や和文英訳・自由英作文が中心になり、センターのように文章構成が読みやすいが長文というよりは、文章構成は短いがSV構造や関係代名詞の節などが取り辛いなど、読解の難易度が上がります。国語も文系では偏差値中堅大学では現代文のみか、現代文・古典の2つからがほとんどですが、難関大になると漢文が入ってくる大学もあります。
よく言われてるお話ですが、東京大学は官僚養成を意図しているため、入試問題も多種多様な問題をいかに的確に・スピーディーに解けるかを試していて、英語ではリスニングや長文和訳や和文英訳や文法問題など幅が広い出題されます。
対して、京都大学は研究者や学者養成を意図しているため、1つ1つの問題が深く、京都大学合格者でも完答できる問題は少なく、その解く過程や考え方を見られていると言われているように、受験大学の二次試験入試問題の分析は不可欠です。
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<出願時期・中期試験・後期試験>
ところで、国公立大学の出願は共通テストの結果を自己採点してから出願することができるため、共通テスト受験後には志望校が見えてきます。乱暴な分け方をすれば、神戸大学を含む神戸大学以下の偏差値の大学は共通テストの点数重視(もちろん、そうではない学部・学科もあります。共通の点数が良ければ、二次試験の点数もありますがそのまま合格まで逃げ切りやすい大学が多いです)、大阪大学以上は二次試験の点数重視と分けられます。一次試験の結果後、2月末の前期二次試験を受験するのですが、前期二次試験でどうしても合格できなかった場合は国公立後期受験というものもあります。
ただ、後期受験は募集人数も極端に少ないことと、偏差値上位大志望者がどうしても浪人はできないからと偏差値を下げて受験することも多く、「合格すれば儲けもの」くらいの意識で受けるか、志望校より2-3ランク下の大学を受験することになるでしょう。(浪人覚悟で志望大をそのまま受験する生徒もいます)
ちなみに、中期日程受験というものもあるのですが、これを行う公立大学は13大学のみで、関西では大阪府立大学や奈良県立大学くらいです。中期日程はそのように受験が限られている性質上、京都大学志望者や大阪大学志望者レベルの受験生もいるため、中期日程受験は「合格すれば儲けもの」くらいの意識で受験する方が良いでしょう。
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<留意すべき点等>
このようなセンター試験を始めとした入試制度は、早ければ2021年度入試から変更の可能性
があります。センター試験をレベル別に2つに分けたり、学校の成績や活動も評価しようとする動きがあるなど、ようやく全体像ができつつあるのですが、ここからどうなるかはまだ未知数のため、動向が注目されます。
2015現在の中学1年生の生徒から新試験の対象となる可能性があるため、現在の中学1年生以下のご家庭の生徒や保護者は特に、その動向に注目した方が良いでしょう。
ちなみに、大学進学率は年々高くなっていて、平成22年度でも56.8%の進学率で、昔と違い大学進学は当たり前になりました。そのため、現在の求人募集要項も「4年制大卒」を要件としている企業も多くなり、現在は4年制大学の中でも、どの大学出身者かという学歴が見られるようになっています。昔のように、4年制大だけで目立つ時代ではなくなってきたということです。
また、これは現在有名企業の採用担当者の中で話題になっているのですが、ブランド大学出身の学生のレベルが年々下がっている様です。入試制度の多様化・少子化による競争率の低下が原因と考えられておりますが、いずれにせよ、以前よりもブランド大学に入りやすくなったことは間違いなく、それ故にブランド学生を見る企業の担当者の目もだんだんと厳しくなってきていることは知っておいて頂けたらと思います。
(こちらについての詳細は、また追って当ブログにて発信させて頂きます。)
近年の大学受験は「理系人気」・「地元の大学人気(下宿をするような遠くの大学を避ける傾向)」・「安全志向(志望校の冒険をしない)」・「国公立人気」といういくつかの特徴があります。また、浪人生市場も大きく縮小されており、現役志願率は平成12年度では55.6%に対して、平成24年度
では61.8%と上昇しており、浪人を避ける傾向も強くなっています。
とはいえ、東京大・京都大・大阪大・神戸大などの難関国公立や医学部志望では、浪人をしてでも合格したいという層は大きく減少はしていません。
昔との変更点は難関国公立・難関私立大には浪人をしてでも行きたいが、それ以外の大学で浪人するくらいなら現役で自分の実力に応じた大学に行こう、という傾向になります。
全ては君の合格のために
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