「核ミサイル基地は大館だった所の廃棄都市に作ることにしたよ。プルトニウムとか運んでいる。まず、基地と工場を作らないと。

試験的に作った造反コンピューターや反革命分子を爆殺するためのロボットが起動停止しちゃった。でも、医者が見てもロボットに分からないことはわかった。あとは空洞にした部分の爆弾を完成しないと。なんで止まってしまったかも調べないといけない。

国会と最高裁判所はなんとか押さえた」

そろそろ教授になる話が出てきた江崎助教授は夢の中にいるみたいに自分が小学生のころから使っている子供用プレイステーションの話をきいた。

江崎くんが助教授だったころからだろうか。新聞には妙な記事が載るようになった。


国会が秘密会にして開かれた。日本国憲法が停止された。


ほぼ人間と見分けがつかないロボットが病院に緊急搬送された。検死医が解剖しようとしたが、普通のメスで皮膚が切れずレーザーメスが使われて違法ロボットであると分かった。内部に何箇所かの空洞があった。


秋田県の大館だったところの廃棄都市に大型トラックが建設用重機、工作用機械、大型コンピューター、核廃棄物などを運んでいる。


江崎くんの友達くんと江崎くんはなんでも話した。

江崎くんは頭が良かった。大学にはストレートで入学して大学院に入り、博士課程を受け博士になった。そして、大学の助教授、教授にとなった。忙しくなっても江崎くんの友達くんと戦争シミュレーションゲームをした。

そうした日々を江崎くんが送るうち、新聞やテレビで廃棄都市を指定して、住民を移動させるという政策がとられることになった。これは人口密集地に住民を移住させるということではない。過疎地の中から集める都市を決め、住民をまとめるという計画だった。その政策は実行された。

江崎くんの友達くんは核ミサイル基地を建設するにしても、場所を決められずにいたが廃棄都市に建設すればいいと計算した。