公務員コースに入るためのテストは、ぼくには難しいものではなかった。合格して、公務員テストに対応した授業を受けることになった。
週に1回に模擬テスト。夏休みでも補習。ぼくは真面目に勉強に取り組んだ。
3年生の秋、市役所、県庁、国家公務員行政などの試験を受ける。
国家公務員の1次試験の筆記試験には受かる。だが、面接で落ちた。ぼくはどこにも、雇ってもらえないと思いこんだ。だから、就職先を探さなかった。公務員試験には、高校を卒業した後も受けられる。
あと、1ヶ月ぐらいで卒業になる日の自習時間、同級生が担任の先生が呼んでいると言ってきた。
職員室へ行くと、担任が自衛隊の試験を受けないかと言ってきた。1度は断った。
だが、教室に帰って考えた。季節に左右されない仕事に就きたかった。だから、公務員になりたかった。自衛官は国家公務員だ。
また、職員室へ行き自衛隊の試験を受けたいと担任に告げた。