ととけっこう よがあけた~
こんにちは♪
今月も東京のかこが、「わらべうたっていいな♪」担当します。
このブログは、実はシンガポールで書いています。
私は25年前の3月末に夫の転勤でシンガポールに引っ越しました。
当時は12歳を筆頭に10歳、7歳、1歳の4人の子を引き連れてのお引越しでした。
その2か月半後の6月には当時住んでいたレオニーガーデンというところで家庭文庫シンガポール・ポプラ文庫を開設しました。
この写真は25年前のシンガポールの自宅の書架の様子です。
5年後に帰国する際に、この活動をシンガポールに残してほしいという声がたくさんあったのでシンガポール国際日本語教会(IJCS)に託してきました。
今回はちょうど文庫誕生から25年になるのを記念して、シンガポールを訪問し、22日におはなし会を担当させていただきました。
おはなし会の始まりを待っているシンガポールポプラ文庫の利用者のみなさん。
奥のほうでは貸出手続きを行っています。
絵本も読んで・・・でも参加者の子どもたち、0歳~8歳と年齢にも幅があったので、あとはわらべうたで遊びました。
『はるをみつけたよ』(平野恵理子/作 こどものとも年少版2015年3月号 福音館書店 2015)を読んだので、みんなで一緒に「ずくぼんじょ」をして遊びました。
♪ずっくぼんじょ ずくぼんじょ
ずっきん かぶって ででこらさい♪
「ずくぼんじょ」とは佐賀県の方言で「つくしんぼ」のこと。
みんながちょこっとずつ大きくなって、最後は立ち上がって飛び上がりました♪
「えんやらもものき」を歌いながら、黄色のスパークハーフ布を配布します。
♪えんやらもものき ももがなったら だれにやろ だーれにあげよか だーれにあげよか♪
それから「じいじいばあ」をして遊びました。
♪じいじいばあ じいじいばあ ちりん ぽろんと とんでったー!♪
「とんでったー」で布を飛ばすと、もじもじしていた子どもたちも大喜び。一緒になって布飛ばしをしてくれました。
もっともっと布を飛ばそうか!といって、次は「ちゅっちゅこっこ」を歌います。
♪ちゅっちゅ こっこ とまれ とまらにゃ とんでけ~♪
何度も何度も繰り返して、みんな心がぱぁ~っと開いたようでした。
今度は布をみんな手の中にちいさく丸めてもらって・・・
「にぎりぱっちり」を歌いました。
♪にーぎり ぱっちり たてよこ ひよこ(繰り返し)
ぴよぴよぴよぴよ♪
いっぱい遊んだ黄色の布を返してもらうんだけど、お洗濯してくれるかな~と声をかけて
「ももや ももや」を歌います。
♪ももや ももや ながれははやい せんたくすれば きものがぬれる あーどっこいしょ♪
ぞうさんになったり、ありさんになったりして、これも繰り返し歌いました。
洗濯したらどうする?と子どもたちに問いかけながら、雑巾絞りをして、ひろげて、干すよ~と動作をしてもらったら、おてんとさん(おひさま)に乾かしてもらおうね~と「おてんとさん」を歌いました。
♪おてんとさん おてんとさん てぬぐい おかせ そーれがいやなら ひをおかせ♪
2回繰り返して、「乾いてる?」と確かめてから、「はんぶんこ、もういちどはんぶんこ」と言いながら、布を畳んでもらったら、カゴに戻してもらいます。
♪もどろー もどろー もものは もどろー
かえろー かえろー かきのは かえろー♪
全員が返してくれるまで繰り返して歌いました。
小さな赤ちゃんも、幼稚園の子も、そして小学生やおとなもみんなで一緒に楽しめたプログラムでした。
おはなし会に年齢に幅がある子どもたちが参加すると、どの年齢の子に照準を合わせて絵本を選べばよいか悩みますよね。
そんな時は思い切ってわらべうたで遊んでみてはいかがでしょう。
今回は前後に2冊絵本を読んだだけでしたが、中でたっぷりわらべうたで遊んで、みんな大満足でした。
ところで「わらべうた」遊びたいけれど、どんなわらべうたがあるの?と思う人も多いでしょう。
わらべうたの活動を長く続けられてそれで文部科学大臣から表彰もされた神奈川県の石川道子さんを中心にして、「親子わらべうた協会」が昨年発足しました。
一年間の準備期間を経て、4月1日よりいよいよ全国に仲間を募集することを始めます。
ぜひ「親子わらべうた協会」のHPをご覧になってください。石川道子さんのわらべうた動画を見ることができます。
また会員になっていろんな情報をシェアしあえるといいなと思っています。
募集は4月1日からです。皆様のご参加をお待ちしています♪