あれから13年
あの日
あの頃
あれから そして 今
私は、この日を迎えると静かに思い浮かべることがあります。
東日本大震災は2011年3月11日
あの時、
私は、勤務先の山形市内の小学校の教室にいました。
子どもたちは、揺れがはじまり、机の下にもぐりました。
なかなか揺れがおさまらず 激しくなってきました。
子どもたちの顔がだんだん緊張した顔になりました。
ようやく揺れがおさまってから、子どもたちを体育館に誘導しました。子どもたちを保護者に引き渡しました。
私は帰宅し、家族の無事確認後、母一人暮らしの実家に行きました。停電のため周りは闇、信号は作動しません。車のライトを頼りに通いなれた道をそろりそろりと行きました。
翌朝 雪が積もっていました。母はガスで朝ごはんを炊いていました。車の雪下ろしもしてありました。
異常事態でもやることはやる強さを目の当たりに見ました。
今はいない母ですが、あの朝の母の姿が忘れられません。
あの頃
私は、教員仲間と、総合体育館に福島・宮城から避難してきた子どもたちに紙やペンなど教材をもっていきました。
仙台に住む義理弟家族に救援物資を届けに行きました。高速道路が盛り上がっていました。
あれから 今も
寺子屋塾
退職公務員連盟が、東日本大震災で避難してきた子どもたちを対象に 長期休業の学習の手伝いをする寺子屋を始めました。しだいに地域の子どもたちも加わって今も続いています。私は、退職後参加しています。学習・書初め 絵本 けん玉 工作などやっています。
日本酒 「甦る」
被災後、福島県浪江町から山形県長井市に移り酒造りを続ける鈴木酒造店が、地元の人たちと造った純米吟醸「甦る」が 今年も完成しました。
「絵本で学ぶ東日本大震災」みどりさん主催
私は、3月11日にオンラインで参加しました。
被災した子どもたちの心のケアや チーム大川の活動を知り
絵本や「花は咲く」の音楽と歌もありました。
心寄せる人たちとの貴重な時間でした。
その中での絵本を紹介します。
絵本『やってみないとわからないでしょ』
SHOGEN 作・絵 2018年
『なみだはあふれるままに』
内田麟太郎 文 神田瑞季 絵 2016年 PHP研究所
神田さんは大川町で被災し、東北芸術工科大学在学中に出版された絵本
『つなみ 日本語版』
文/絵 ジョデイブ&チットロコル 訳スラニー京子 三輪舎
福岡の嶋野さんが見せてくれました。
2004年のインドの大津波がテーマです。
すべて手作業で仕上げた色彩豊かな蛇腹製本です。
ちょこっと山形ニュース
山形の冬のおやつ あじまん じまん
3月限定は塩キャラメル味です。
山形東京間が2時間22分になりました。
3月16日JR山形新幹線つばさが新型車両{E8系}デビュー。
詩人茨木のり子は山形ゆかりの方です。
茨木のり子のお墓がクラゲで有名な山形県鶴岡市の加茂水族館近くにあります。
先日山形市民会館で ―茨木のり子を歌うー がありました。
さくらはもうご覧になりましたか?山形の私はまだです。
茨木のりこの詩の一部から
さくら 茨木のり子
ことしも生きて さくらを見ています
ひとは生涯に 何回ぐらいさくらをみるのかしら
読んでいただき ありがとうございました。
「心をじょうぶにする絵本のチカラで笑顔で健康長寿!」
自分も周りの人も 山形も日本も世界も元気に!めざす
山形のワクワクのわこちゃんです。
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