地域とつながるボランティア | つながっていこう~オンライン版絵本で支援プロジェクト【公式ブログ】

こんにちは、広島のぽぽんです。

 

先日、3年ぶりに地元の小学校の読み聞かせに行ってきました。

夏休み直前に小学校のボランティア登録のことを聞いて申し込み、慌ただしい秋にタイミングがあわず、12月にインフルエンザのために1回延期になってようやく実現。

訪問先は1年生の教室です。
先生が「地域のボランティアさんにきていただきました」と紹介してくださると、子どもたちの好奇心いっぱいのきらきらした視線が!


自己紹介でF団地からきました、と言うと「私も!!」「ぼくも!」と同じ団地の子が手を上げてとっても嬉しそうに教えてくれました。
誰かのお母さんじゃなくても、地域のボランティアさんとして受け入れてもらえる嬉しさ。

我が子が3人通って、PTA活動で何度も訪れていた小学校。
末っ子が卒業してもボランティアで関わり続けていた時は、当たり前のように子どもたちとの関わりと、地域の中の自分を感じていたのに。


読み聞かせボランティアの活動が停止してから、繋がりが全く感じられなくなっていたのです。

自治会の行事もあれもこれも中止になったまま、高齢者支援の活動は見えても、50代の自分たちの世代は地域でのつながりが途切れてしまう・・・。

2020年からオンラインでたくさんの出会いと学びをいただいて、仲間もできて、それでも家と職場と往復するだけで生活圏でのつながりがない寂しさ。

地元の小学校で読み聞かせボランティアを再開することで、子どもたちと、そして小学校という地域コミュニティと繋がることが、私にとってこんなにも大きな喜びで、心の支えになるんだ!とハッキリと感じました。

寂しさが、喜びを教えてくれる。
問題は、答えを含んでいるのですね。

そうそう、1年教室で読んだのは2冊。
『おふろ、はいる?』と、『ええところ』
体がポカポカ、心がポカポカ温まるお話しです。

『おふろ、はいる?』
飯野和好 作

あかね書房 2020年9月

みんなは、お風呂に入るの好き?

寒い冬には、あったかーいお風呂が気持ちいいですよね。

ドラム缶ぶろ、見たことあるかな?バーベキューのとき見た?

露天風呂にカッパを見つけたり、おふろねえさんに「ぼくんちもー!」とあちこちから声が上がりました。
今日12月22日は冬至。
ゆず湯に入ると運がつくんですって。


『ええところ』
くすのきしげのり作
ふるしょうようこ絵
学研教育出版 2012年1月

わたしの「ええところ」ひとつもない。
落ち込むあいちゃんに、ともちゃんはあいちゃんのええところを見つけて教えてあげます。
みんなも、お友達のええところ、いっぱい見つけて教えてあげてね。