澤村クリニックに受診②(8月4日) | ありがとう脳腫瘍、さようなら脳腫瘍

ありがとう脳腫瘍、さようなら脳腫瘍

2014年1月に左小脳橋角部腫瘍が見つかりました。
そのおできと、さようならするまでの、記録。


一旦診察室に入った先生が、受付の奥から顔を出して、

「いや~、先週は埼玉まで行ってきてね~」

と、いきなり気さくに話しかけてくれた。


私はまた直立不動のまま(笑)

少し雑談をしたが、何を話したかよく覚えていない。


次に診察室に呼ばれた時には、

白衣の先生が別人に見えた。

ちょっと、なんか、空気がぴりっという感じ。


とりあえず、今の状態を聞かれた。

何か症状があるか、の問いには

「最近、後頭部に違和感を感じる。

時々耳の奥が引っ張られるような痛みがある」

と答えたが、

先生はパソコンに入力しながらも

「多分、それは腫瘍とは関係ないと思う」と答えた。


次に、セカンドオピニオンの際に送ったMRI画像だったが

どのようにアプローチをするか、説明してくれた。


左後頭部から、小脳をよけて腫瘍に到達すること。

しかし腫瘍の手前に、聴神経と顔面神経が立ちふさがった状態。

聴神経は少しでも触れると、聴力低下の恐れあり。

さらに、腫瘍に絡んではないが

(私には少し巻き込んでいるように見えたが)

椎骨動脈が腫瘍のすぐ側を流れており、

これらを損傷しないように、腫瘍を摘出していくこと。


合併症として、左聴力低下や顔面神経麻痺などなど、

色々説明があったが

「失敗すれば合併症は併発するが、失敗するつもりはない。」

と言って下さった。


もうここまで来たら、

後は私は体調を整えて寝ているだけでいい。

もう先生方にお任せします、という感じで

落ち着いて説明を受けることができた。