左耳の閉塞感 | ありがとう脳腫瘍、さようなら脳腫瘍

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2014年1月に左小脳橋角部腫瘍が見つかりました。
そのおできと、さようならするまでの、記録。


術後3日目から、急に左耳がおかしくなった。

水が入ったみたいに、声がこもる。


もともと耳管開放症と言われていて、

調子が悪くなると、耳が詰まった症状が出やすいのだが

この閉塞感は、やはり手術によるものだろう。


執刀医と主治医の話では、

私の場合

「耳の後ろの骨から後頭骨の方向に

空気が入っている空洞が発達していました。

開頭する時にそこが開いて手術中に水が流れ込みます。

その水が中耳に流れていくので、

一時的な中耳炎のような症状が出てくるのが一般的です。

数週間で改善します」


術後のMRI画像でも、明らかに左右で違うのが分かった。

左側だけ、水であろう部分が白くまだらに映っている。


しかも、水の入っているところは「スポンジ状」になっているらしい。

スポンジなら、取り出してしぼって天日干しにでもしない限り

すぐには元の状態に戻らないかもしれない。


水が鼓膜の裏にくっつくこともあり、一時的に聞こえない時もある。


スポンジ状か・・・やっかいだな、と思った。

数週間というのも、終わりが見えなくて落ち着かない。